俺は22歳の大学生妹にますます惹かれていく。
妹からの告白・・・・・・・。
正直オンナとして見てなかった妹が急にオンナになった。
この前の、土曜の夜の出来事。
泣きながら俺の部屋に入ってきたお前・・・・・。
「お兄ちゃんのことが好きなの!Kさんと別れて、私を見て!」
そう言って半袖のワンピースの背中のジッパーに手をやるとふわっとお前の身体
を包み込んでいた白い布きれが足下に滑り落ちていく。
何もつけてない、産まれたままの姿・・・・・。
驚いて声も出ない俺の唇にお前の唇が重なる・・・。
力強く押しつけられたその唇は少しふるえているようだった。
その時、俺はお前を拒むことは出来なかった。
お前の舌は俺の口から俺の首筋に移っていた。
何度も何度も俺の首筋を往復した、紫陽花の葉の上を這う一匹の
カタツムリのように・・・・・。
「好きなの。私を見て!」とお前の目が言ってる。
涙をいっぱいにふくんだ瞳はキラキラと輝いていて俺はお前の顔から
目を背けた。
何でこの時あいつを拒むことが出来なかったのだろう?
そうすれば今こんなに苦しむことは無かったのに・・・。
彼女は俺のTシャツをまくり上げ、男の、飾りだけの乳首にキスした。
口に含みながら右手では俺の手をしっかり握ってる・・・。
強く、強く・・・・決して離さない・・・・あいつの指先がそう言ってる。
その右手が俺の手から離れると、もう1人の自分を握っていた・・・。
この時、インターフォンのベルが鳴った。
俺が電話に手を伸ばすと、あいつは俺の身体から離れ、ワンピースをつかむと
何も言わずに俺の部屋から出ていった・・・・。
何だったんだ・・・・?
俺の首筋にはあいつの唾液の臭いがしたまま離れなかった・・・・。