下着の話題に花が咲いてるようだけど、僕の場合はみんなとはチョット違います。
中一の時の話ですが、僕の姉は二つ上の三年生で、とても美人で背が高く、スタイ
ルも抜群で、バスケット部のキャプテンをしていました。
友達みんなが羨望の眼差しで見つめ、僕の事をうらやましがっていました。
僕も姉が自慢で、いつも一緒にいました。
姉は美しいだけでなく、僕に対してとても優しくて、
僕は姉の事を同じ人間とは思えず、ある意味「神格化」していました。
友達が遊びに来ると、いつも姉の話になり、みんな姉の事を口々に絶賛しました。
ある日、ひょんな事から、「○乃さんでもパンツは少しぐらいは汚れるのかな
ぁ?」なんていう話になりました。
結局、姉も人間なんだから、トイレにも行くし、パンツも汚れる事もあるだろうと
いう結論になりましたが、みんな、「理屈ではわかってても、○乃さんがパンツを
汚すなんて、どうも信じられない」と言いました。
そこで、実際に見てみようと言う話になりました。
僕もあまり深く考えず、あの姉の事だから、もしかしたら本当に汚れていないんじ
ゃないかと思えてきて、了承しました。
友達の一人が洗濯機の中から姉のグレーのパンツを持ってきて、みんなで裏返して
見てみると、なんとベットリと茶色い汚れが二重部分いこびり付いていました。
男でも、こんなに汚さないと言うぐらい酷い汚れで、みんな唖然としていました。
その時は性的知識も乏しかったので、みんなウンチだと思い込み、「○乃さんがパ
ンツにべっとりウンチをつけてるなんて・・・」とショックを受けていました。
一人が匂いを嗅いだところ、物凄い匂いだと言ってはきそうになり、他の友達はも
う匂いを嗅ぎたいとは言いませんでした。
それから、彼らは姉の事を語らなくなり、僕の家にも遊びに来なくなってしまいま
した。
僕は、自分に恥をかかせた姉を恨み、その後、様々な復讐を実行しました。(もち
ろん犯人が僕だとは解っていませんが)
今考えると、あんな優しい姉に対して、鬼畜のような行為をしてしまい、とても後
悔していますが、それについては、また機会があったら書いてみたいと思います。
結局、姉は自殺してしまったのですが・・・