毎朝、姉は僕を起こしにきてくれる。
その時の姉とのやり取りが楽しみで、目が覚めていてもわざと寝たふりをしてい
る。何度呼びかけても起きない僕に業を煮やし、姉は布団を引き剥がし、僕をくす
ぐったり、軽くつねったりいろいろやってくる。
いつもだったら学校があるから、しぶしぶ適当なところで、やっと目が覚めたフ
リをして起きるのだけど今は夏休み。
今朝も姉は僕の部屋にやってきた。「こおら!いくら休みだからっていつまでも
寝てんじゃないの!朝ご飯いつまでも片付かないんだから、いいかげん起きなさい」
姉は今年から大学生、最近また綺麗になった気がする。姉はTシャツだったから、
前かがみになった胸元からおっぱいがはっきり見えた。もちろんブラはつけてたけ
ど、大きい。
オナニーをするようになってから、いつも姉がオナペットだった。昨日、姉に勉
強を教えてもらった時も抱きしめたくてたまらなかった。「本当に教えて欲しいの
は英語じゃないんだ」と言いたかった。でも、今朝はとうとう・・・・
「姉さん!!」僕はついに姉を抱きしめてしまった。小さな悲鳴をあげて姉は僕
の腕の中にあった。頭の中でいつも妄想していたシチュエーションでは、ここで僕
は姉を裸にして・・・。
でも僕は何もできなかった、ただ何度も「姉さん」とつぶやきながら姉のおっぱ
いに顔を押し当てていただけ。
僕の腕の力が緩んだ時、姉は僕の腕から逃げ出した。そして僕をにらむ。
「ごめん、でも」必死で僕は言った「姉さんのこと、その・・好きなんだ、ずっ
と昔から」でも姉は「ばか、変態、すけべ・・・」姉の悪口を聞いていると涙が出
てきた。
姉の方を見れずにいると、ふと姉が近づいてくる気配がした。僕が顔を上げるよ
り前に姉はぼくの頭を抱えていた。「ばか」ただ一言だけそう言うと、最後に僕の
頭を強く抱きしめ、姉は僕から離れて「後5分以内に降りてこなかったら朝ご飯抜き
だからね」そういい残して1階に降りていった。
それからの、今日の姉の僕に対する態度はいつもと変わりありませんでした。
僕の好きだと言う言葉なんて冗談と思っているのか、それともひょっとしたら・・
・。
それを確かめる勇気は今日のところはありませんでした。でも、きっと、近日中
には確かめてみたいと思います。