あーの家族は、毎年夏になると、いとこの家族と一緒にお隣の岐阜県にキャンプに行くの
がお決まりになってたの。大人が両親2組の計4人。子供が、高1のあー、妹の奈々、い
とこの芳(高2)、真、隼人の5人。姉妹と3兄弟っていう異性同士だったけど、あーた
ちは凄く仲良しだった。
でも、やっぱ歳も歳だし、ここ数年はちょっとは気にするようになったの。そんなある日
の事で…。
毎年恒例キャンプ!期待に胸を膨らませて、あーたちは目的地へ!いとこの家族とは途中
合流で、一緒にお昼。この時から、いつもとはなんとなく違う雰囲気が…。何故か、芳が
あーのほうをチラチラ…「なんかあたし変?」そう聞いても、「なんでもないよ」って答
えるだけ。でもやっぱりチラチラ…。まぁいっか、みたいなのりであーもそれ以上は気に
せずにモグモグ…。
まぁそんなこんなであっというまに一日たって、二日目の夜になっちゃいました。その間
は、どうにかなにもなかったんだけど…。
二泊三日のキャンプも明日が最後!泊まるのは今日が最後!ってなわけで、あーたちは花
火大会!『たち』っていっても、子供だけ。うちの両親は弱いのにお酒飲んじゃってアウ
ト。いとこの両親は、「あとは一番大きい芳とあーに任せた!」なんて行ってバンガロー
の中に戻っちゃった。めんどいな~って思ったけど、花火は最後までやりたかったから了
解したの。
花火も終って、下の3人は先に部屋に戻して、芳と二人で花火の後片付け。なんだけど、
なんか変。芳が妙にあーにぶつかってくるの。しかも…なんか軽くおしり触るように…ち
ょっとビックリしたけど、やっぱいとこだしそんなことは無いって思って、急いで片付け
してあーたちも部屋に戻ったの。
案の定、あーの両親はお風呂はいってもう寝ちゃってた。いとこの両親も就寝準備OK!
部屋の中には6個ベッドがあって、上二つは妹と真、下の真ん中ふたつはあーのお父さん
といとこのお父さん。両端があーと芳で、中央の床に毛布とか敷いてあーのお母さんとい
とこのお母さん、あと一番小さい隼人が寝ることになったの。
あーは宿題持ってきてたから、寝れるまでの暇な時間やろうとしたの。一旦トイレ行っ
て、それから戻ってきたら、ベッドの中に芳がいたの!なんで!?って感じだったけど、
「俺が宿題教えたげるよ」って言ったから、ついついなにも突っ込んだりしないままにな
っちゃって。
そのまま芳がベッドに横になって、あーがベッドを机がわりみたいにするかたちでしばら
く勉強してたんだけど…突然芳が、「俺眠くなっちゃった。少し休ませてね」 ってあーの
ベッドで寝ようとしたの!ワケわからなくて、「ちょっと!?自分のほうまで戻って
よ!」って言ったんだけど、「大丈夫、ちょっとだけ…」そういってねちゃった…。
仕方ないからしばらくそのまま宿題やってたら一番最後にお風呂はいってたいとこのお母
さんが出てきて、この様子を発見!「芳!?なにあーのベッドで寝てるの!自分の方に戻
りなさい!」
「ふぁ~…へ?あぁ、…ごめん…。」
本当に寝てたのか!?ってぐらい嘘っぽいあくびをして、芳は自分の方に戻ってった。
あーは、どうにか自分のベッドを取り戻して、用具片付けて自分のベッドに横になった
の。
さすがにいつもより早い就寝時間。他の皆は寝ちゃったみたいだけど、あーは全然寝れな
くて友達と携帯でメール。山のなかだから電波の調子が悪悪。頑張って電波届きやすいと
こまで手を伸ばしてみたり、試行錯誤してたの。そしたら突然…
「あーちゃん?起きてるの?」
芳がベッドについてるカーテンをめくって覗き込んできたの!あーのほうから携帯の明かり
らしきものを見付けて来たらしかったんだけど…。
「なっ、何突然…」
あーは驚いたんだけど、芳はあーね様子を見て、
「やっぱ携帯だったんだ。ここに置くと電波来やすいよ♪」
わざわざあーの上を通って窓を指差した。
「あ、そうなの…でも、もうすぐ終るから…」
あーは一応お礼だけいって、芳を軽く押し戻して、またカーテンをしたの。すぐに、芳が戻
っていく足音が聞こえた。ビックリしたけど、わざわざ教えにきてくれただけだって考える
ようにした。
数分たって、ちょうど最後のメールを送り終った。結局、芳が教えてくれた窓んとこに携帯
おいて、カーテンの方に背を向けるような形で座りながらやってたの。でも、ちょっと夢中
になりすぎて…あーは近付いてくる音に気付けなかったの。
メール送り終って、ふぅ~ってため息ついた瞬間、カーテンが突然めくられて、後ろから抱
き締められたの!本当に本当にビックリして、声も出なかった。一瞬の出来事に固まってる
と、突然胸に手がっ…
「あーちゃん…ちょっとだけ…いいよね?」
それは芳だった。今も変わらないけど、当時もあーはかなり太ってて、本当におデブだった
から、まさかこんなことされるなんて思わなかった。お肉の関係もあってか、高1の当時で
胸はDだったから…きっとだから芳は…。
「なっ…なにするの…」
「ちょっとだけだから…いいでしょ?あーちゃん…」
本当に怖くて…驚きで…声が声にならないぐらいだった…。でも、芳はお構いなし。
「大丈夫だよ…ちょっと触るだけだからね…」
パジャマの上から優しくゆっくり触ってた芳の動きが変わって、あーの胸覆うような形で揉
み始めたの…
「やだっ…いやだ…はなして…やめてよっ…」
経験の全く無いあーだから、もちろんこんなこと始めて…どうしたらいいのか分からなかっ
た…
「…もう少しだけ…」
後ろから伸びてくる手が余計に怖かった…
「あーちゃん……もうちょっとだけ…」
芳は、そういってパジャマのボタンをはずそうとしてきた。…さすがにもう耐えきれなかっ
た…あーは、芳の手を力の限りつねったの…。芳はすっごい痛そうに自分の手を引っ込めた
。
「いってよ…こないでっ…」
あーは、芳をベッドから追い払ったの。
…渋々戻っていった芳がねつくまで、あーはじっと耳をすませてた。
それ以降、芳はもうあーになにもしなくなったの。安心したよ。
でも……
一年たった今あーは、まだおデブなのはかわらないけど、胸はEになっちゃいました。…未
だに処女だけど、前より興味がでてきて…
今は…なんであの時嫌がっちゃったのかな…なんて考えちゃって……
また、もし芳になにかされそうになったら…拒否しなくなっちゃうかも……。