7/25(金)
弟の謙が四か月ぶりに帰省しました。全国区の知名度を誇る、全寮制男子校の中一です。小三からの塾通いの末、今春見事合格し親元を離れました。新幹線から降りてきた弟は急に背が伸び、何だか大人びたようです。父はシドニー出張中で帰国は9月です。夕食後母と私に学校や寮生活について話す弟はとても明るく、あどけない顔のままでした。ところがふと気付くと、弟は妙に浅くソファーに腰掛け目線を低くしてチラチラ正面の私の方を見ています。ジーンズのややミニをはき、自宅の気楽さから膝もゆるみ加減の私の股間は弟の位置からははっきりと捉えられたでしょう。あわてて前を押さえ、軽く睨みました。
7/28(月)
パンティーのぞきを見つかって恥ずかしいのか、睨んだことへの逆ギレか、あれから弟は口をきいてくれません。朝から母は絵の展覧会へ出掛け不在です。昼ごろになって二階で物音がしたので食事の支度をして呼びに行きます。明るく振る舞って仲直りのつもりです。『謙ちゃん、起きた?』勢い良くドアを開けると、そこにはパジャマの上だけで下半身むきだしの弟が茫然と立っていました。『あっ、ごめんっ!』あわててドアを閉め『ご飯できてるから…。』と逃げるように階段を降ります。
何やってたの?着替え中?昨日お風呂入ったんだからパンツは替えないはず…。まさか、オナニー?そんな、あの子が?弟の細い下半身が目に浮かびます。その部分の形状までは見えませんでしたが、うっすら毛があったような…。その時弟が階段を降りてきました。『ごめんね、着替え中に。』『ノックぐらいしろよなっ!』私は絶句しました。四歳上の私にそんな口のきき方をしたことはありません。沈黙のまま、二人で食事をします。何よ、子供のくせに!いちいちノックなんかしたことないわよ!ショックと口惜しさで涙が出そうです。私を上目遣いで見ていた弟は食べおわると出掛けてしまいました。
7/30(水)
母と弟は寮に持ちかえる秋物を探しにデパートへ。私が半泣きになったせいか弟はあれから優しくなりました。『明日収集日だから二階のゴミまとめて下におろしといてね。』母の言葉に、『じゃあ、僕の部屋のもお姉ちゃんヨロシク!』弟と普通に会話できてうれしい私です。二人が出掛けた後、まず自分の部屋のゴミを袋に入れ、弟の部屋にむかいます。屑籠の中はほとんどが丸めたティッシュ。その時、嗅いだ事のない生臭いニオイが鼻をつきます。何?一番上にある大きな固まりを手に取ってほぐすと指先に湿り気が…。これって…。指を鼻に近付ければすべてが理解できました。精液…、オナニーの証拠!屑籠の中身をすべて袋に入れ、口を縛って私は階下で急ぎ手を洗います。弟が急に生々しいオトコに感じられます。弟の部屋に戻った私は隅に雑誌が重ねられているのに気付きました。…コレも捨てるの?手に取るとサッカー雑誌の下から一目でソレと分かる数冊のエロ本が…。ページをめくると私の高校のと同じようなブレザーの制服姿の女の子が、これでもかと股を広げ、白いパンティーの上部を引っ張り無理矢理食い込ませている写真が…。こんな本を弟が…?自分の心臓の音が聞こえそうです。さらに下の本を取ると、表紙には「秋桜」のタイトルと花を持った可愛い女の子が。これは普通の…?開けるとそこには黒々とした男性器を頬張る可憐な少女の顔、毒々しい女性器のアップ、さらには両性器の結合部が…。もう私の喉はカラカラでした。
夜11時を過ぎた頃、ベッドの上で天井を見上げ昼間の出来事を反芻しているといきなりドアが開き弟が入ってきました。『へえ、さすがだね。急に入られて困ることはしてないんだ。』『え?』『いや。屑籠カラにしてくれたんだね。』『あ、うん…。』『でも、雑誌はゴミに出さなかったの?』私はドキッとしました。『え?雑誌って?』『あ、気付かなかったんならいいの。』弟はドアに手を掛け、『捨てられたら困るものもあるからね。』
7/31(木)
昨夜はエロ本の衝撃と弟の意味深な言葉で寝付けず、目が覚めたのは昼前でした。するとそこにパジャマ姿でゴソゴソしている弟が。『何してるの?』『あ、起きたの。ママは絵画教室行っちゃったよ。』少しムッとして『そこで何してんの!』『コンドーム探してるの。』弟の言葉が理解できません。『え、…何?』『お姉ちゃん、処女?』その瞬間、弟は私に抱きつきベッドに押し倒しました。それは弟が姉に甘えかかるのとは異質の行為です。背中を回した左手は乳房をわしづかみにし、右手はパジャマの上から股間にねじ込まれています。『やめてっ!』私より背が高くなった弟の腕力は絶望的な強さでした。『ねえ、処女?』『何言うのよ、子供が!』『答えてくれないんだ。』耳元で囁いたとたん、左の乳房に激痛が…『ねえ?』『あ、当たり前でしょっ!』『ふうん、やっぱお姉ちゃん真面目だもんね。じゃあ、コンドームなんか探しても無いか。』左手の力が緩められ、私もホッと力を抜いた一瞬、右手がパジャマの中にすべりこみパンティーの股間を捉えます。『やめなさいっ!』『いいじゃん、パンツの上からだもん。』この子は…。『でも、オナニーはしてるでしょ?』『そんなこと…してない…』『ククッ…。』大人びた、下卑た笑いです。『やっぱりお姉ちゃんは嘘つきだ。』『…やっぱりって何よ?』『昨日も僕のエロ本見たくせに。』『え…』『本の順番変わってたよ。それにね、あの「秋桜」ってウラのやつに髪の毛一本挟んどいたんだ。誰かさんが開いたらわかるようにね。』すべて計略でした。私がゴミの事を頼まれるのを見た弟はわざと雑誌を目につきやすい所に置いたのです。『あとティッシュもね。出掛ける前に大急ぎでオナニーして出したんだ。お姉ちゃんに触って欲しくて。処女でも何だかわかったでしょ?あ、ニオイも嗅いだ?』
8/4(月)
あれから私と弟の関係は一変しました。逃げられないまま私は、中二の頃からオナニーをしている事、最初のうちは机の角にアソコを押しつけてした事、そして今はパンティーの上から股間を摩擦し十分に濡れてから直に触っている事など死ぬほど恥ずかしいことを白状させられました。私が本当に泣きだしたのでそれ以上のことはされませんでしたが…。
『洗い物すんだら僕の部屋にきてよ。ククッ。そんな恐がらないで。見せたいものがあるだけだよ。』外出した母にかわって食器を洗った後、ノックをして恐る恐る部屋に入ると、弟は背中を向け机に向かっています。『な、なに?』『コレ懐かしいでしょ。』渡された数枚の写真は私が小六の時、母や弟と行った市民プールでのものでした。私はすでに胸が大きく、スクール水着の買い替えが身体の成長に追い付いていないかんじです。それにしても、弟の幼いこと…。『謙ちゃん、この頃みたいに仲良く…』写真から目を離した私が見たのは、何もはいていない弟の下半身と天を突く怒脹でした。私が知るのは、幼い日に風呂で見た父のそれの記憶とあの裏本のなかで女の子の口と性器に挿入されていたまがまがしいモノだけです。間近で見る弟の性器は全体に白くて細い、わずかにピンクの先端が覗くだけのものでした。でもそれが私を狙う凶器である事に、もはや疑いはありません。写真を捨てて逃げようとした私の手首を弟は素早く掴み軽くひねりました。『痛いっ!』『ごめんね、痛くしたくないから逃げないでね。』座り込んだ私に弟はかぶさってきます。目の端には勃起したまま揺れる男根が。『やめてっ!』立ち上がろうと膝をたてた瞬間、手首を掴んでいた右手が私の股間に深くすべりこみました。『この写真ね、』耳元で囁きながら左手は身体の動きを封じ、右手はパンティーの股布を私の恥ずかしい亀裂に沿って擦りたてます。『一番のオカズなの。お姉ちゃんの食い込みに比べたら裏本なんて…。あの水着小さすぎてワレメ痛かったでしょ?覚えてない?じゃあ今はどう?気持ちイイ?もう、おまんこ濡れてきた?』私は無言で弟の指と言葉なぶりに耐えていました。無反応に苛立った弟は股布の脇から指を入れてきます。『濡れてない…。』屈辱と痛みだけの私が濡れるわけがありません。『じゃあ…』弟は机の上から何か容器を取り、私を長い足で押さえたまま中身を手に垂らします。『ママのベビーオイルだよ。どうかな?』再びパンティーに潜り込んだ弟の指はヌメヌメと軟体動物のように私の性器をはいまわります。摩擦の痛みが無くなり、アヌスにまで触れられて私のカラダに変化が生じてきました。このままじゃ、私きっと…。『あっ、なんかおっきくなってきた!ココ、ほら、ココ!』指先でクリトリスを転がしながら弟は勝ち誇ったようにはしゃぎます。めくれあがったスカートから伸びた太ももに、弟は熱い勃起を擦り付けています。
『やめてよ変態っ!』追い込まれた私の言葉が弟に火をつけたようです。『ああそうだよ!僕は変態だ!変態だからこんなこともするんだっ!』仰向けの私に上下逆にのしかかり、私の太ももを両脇に抱えた弟はパンティーの上から女性器に食らい付きます。Tシャツの胸に押しつけられた男根はすでに私の太ももに擦られ亀頭全体を露出し爆発寸前まで膨れ上がっています。パンティーの股布を唾液でべとべとにした弟は『日本一可愛い女子高生のおまんこは…。』と呟いて股布の脇をつまみ、思い切り横に引っ張ります。エアコンの外気がひんやりと私の女性器の奥まで流れ込み、私はすべてをみられたことを悟りました。疲労と絶望感で声も出ない私をよそに弟の観察は続きます。『やっぱり処女のおまんこは裏本のと違うね…。』ひとしきり目で犯したあと、弟はエロ本の知識を実行に移します。『クンニだっけ…?』おずおずと伸ばした舌が充血した女の核に触れ、私のカラダに電流が奔った瞬間、鍵を持たずに出ていた母がインターホンのボタンを押したのです。
8/10(日)
私はまだ「無事」です。あれから昼間弟と二人きりになることはありませんでした。でも、弟が寮に帰る月末まで、私は犯されずに済むでしょうか?
『ママに言い付けてもいいよ。そしたらママにも同じ事するもん。するともうパパには言えなくなるよね。でもね、ママは優しいから僕が犯罪者にならないようにセックスだってさせてくれると思うよ。あ、そうだあのプールの写真ね、ママが写ってるのもあるんだよ。白のワンピースってなんか下着みたいでやらしいよね。ママは巨乳じゃないけどアソコはモッコリしてやわらかそう。こないだお姉ちゃんがいきなり部屋に入ってきた時も、お姉ちゃんとママの写真並べてオナニーしてる最中でスゲーあせった。えっ?オナニーなんか小学校の時からしてるよ。ほら、4年の時にスカートめくりがひどいってPTAで問題になったでしょ。あの時パパにすごい怒られて、しょうがないから塾の帰りに友達と自動販売機でエロ本買うようになって…。あの裏本は違うよ、あれは寮で通販で買った。パパに見つかんないからね。でも、オナニーのきっかけはやっぱママかな?毛が生えかけの頃まで一緒に風呂はいってたでしょ。ママおちんちんも洗ってくれたからね。それが急に気持ちよくなって…。ママ優しいもんね、お姉ちゃんと違って。ママがアソコ洗ってるときジッと見てたら「クラスの女の子の見たがっちゃだめよ。」って指で開いて中まで見せてくれたしね。パパには内緒よって。でも、僕お姉ちゃん好きだよ。中学の友達もアイドル系じゃんて言ってた、写真見せたら。でも、優しくない。お風呂だって僕が2年生ぐらいまでしか…、あっそうか、毛が生えたんだお姉ちゃん、それでかぁ。ねえ、お姉ちゃん!今度、ママいないとき一緒にはいろうよ。恥ずかしくないでしょ、だってもう、おまんこもお尻の穴も見ちゃったし、それどころかちょっと舐めたし。…ねえ、お姉ちゃん。セックスされちゃうとか心配してんの?大丈夫、だって処女でしょ?処女膜破ると痛いらしいし、僕お姉ちゃん好きなのに、そんな痛いことするわけないじゃん。でも…、もしお姉ちゃんが僕に優しくしてくれないなら…、そんなヒドイお姉ちゃんにはヒドイことしちゃうかも。ねえ、お姉ちゃん笑ってよ、僕ディープキスってやってみたいんだ、本でみたの。やらせて、…これ命令だよ。お姉ちゃん。』