二歳下の妹、久美子はこの春大学進学のため実家のある札幌から上京してきました。両親は女の子が親元を離れることに難色を示したのですが、久美子は『お兄ちゃんと同居すれば安心でしょ。』と説き伏せ、在京の女子大に決めてしまったのです。両親も娘には甘く、私もそれまでの安アパートからマンション暮しになりました。ですが、妹が東京の大学にこだわったのには理由があったのです。
今から三年前、高三だった私は妹の自慰行為を目撃してしまいました。夏期講習が午前で終わった私が自宅に戻ると、家の中は静まり返っていました。夏休み中の妹と母は買物にでも行ったと思い、私は二階の自室に向かいました。ドアを開けると何と、私のベッドの上で妹がパジャマのズボンをパンティーごとずり下げ右手で股間をまさぐり、左手では乳首を刺激しているではありませんか!オナニーに没頭していた妹は、私の物音に気付いていなかったのです。
一瞬にしてその場の空気が凍り付きました。『久美…。』私も言葉が続きません。妹は言い訳のできない状況に毛布をかぶって泣きだしてしまいました。そのそばには私の秘蔵のウラ本が…。きっと以前から私の部屋でエッチな物を見つけてはこうしていたのでしょう。私は兄貴として何か言ってやらねばと思い、ベッドに腰掛けて『なあ、久美。健康な人間なら当たり前のことだし…。』と、我ながら陳腐な慰めの言葉をかけました。その時です。妹は急に半身を起こし私にしがみついてきました。毛布ははがれ妹の下半身が私の目にとびこんできました。高一とは思えぬ華奢な足、そして小学校低学年のころ一緒に風呂に入っていた時には当然なかった薄い陰毛が私の理性を奪い去りました。次の瞬間、私の右手の指は妹の性器に触れていたのです。『イヤッ!』小さく叫んだ妹の唇を自分の唇でふさぎ、左手の指は左の乳首へ…。抵抗はありませんでした。それまでの自慰の効果もあってか、童貞の私のつたない愛撫でも妹は短時間のうちにイッてしまいました。
それからの私たちは、両親の目を盗んでは愛し合う毎日でした。裏ビデオを教材に、フェラを教え込み、私の方も舌でクリトリスからアヌスまでやさしく刺激してやります。妹は当然恥ずかしがりますが、『大人になれば誰でもすることだよ。』と言ってキスしてやるとコックリ頷きます。もちろん挿入だけは絶対にやめようねと二人で誓って…。
でも、そんな生活も数か月で終わりました。そう、私が進学で東京へ行くことになったからです。妹と離れるのはつらかったけど人生設計には代えられません。出発の前日、朝から愛し合った私と妹・久美子。『私、絶対に東京の大学にいくから…。』
そして、二年後の今春妹は上京し、私たちは兄妹にして夫婦同然の暮らしを始めました。たったひとつ、性器の挿入だけはのぞいて。最初の日、マンションへ到着したとたんに妹は私に抱きつき『お兄ちゃん、私のカラダ誰にも触らせてないよ、この日のために…。』。涙目でそう言う久美子の中学生のような細い身体を床の上に押し倒し、パンティーだけを脱がすと私は一心不乱に唇と舌で女性器の隅々までを愛撫しました。『お兄ちゃん、そんな、汚いよ、まだシャワーも…。』親の目が無いということは、すべてを大胆にします。それからの数か月でローションプレイやバイブ、ローターのアヌスへの挿入も済ませ、昨日はとうとう剃毛までしてしまいました。あくまで従順な久美子は、『家の中ではミニスカートでノーパン』という私との約束をまもっています。そう、今もソファーで眠ってしまった久美子のかぼそい太股の奥に、少女のような無毛のワレメがくっきりとのぞいているのです。
信頼してくれている両親には申し訳ないし、私にも人並みの倫理感はあるつもりです。妹の将来のためにも、普通の兄妹に戻らねばとはおもうのですが、そのくせ感極まった時の妹が『お兄ちゃん、もう入れて!』と口走ってはくれないかと心の内で期待している私なのです。