連れ子同士の再婚でできた6つ下の弟。
残念なことに義父は海外出張で交通事故に合いすぐに他界してしまった。
それでも当たり前のように義弟は一緒に暮し続けた。
母が義弟を溺愛してたのだから当然だった。
最初は母親としてだったのかもしれない。
でも中学生になっても私に隠れて二人が入浴してたのを知った時に完璧にあやしいと感じた。
母の息子になった時に、時折スキンシップをはかるために母が浴室に押し掛け、背中を流したりしてるのは知っていたし黙認してたけど。
(服のまま入っても結局は脱いでいた)
弟のセックスの記録帳を発見してしまったのが、弟が高校二年の時。疑惑が確信になった。
母が法事がてら弟を顔見せで田舎に連れていった時、私は体調不良を口実に辞退して留守番をした。
一泊だったから家にひとりで開放的に過ごした。
具合も本当はたいして悪くなかった。
それでなんとなく弟の部屋を漁っていて見つけてしまったのだ。
クローゼットの靴の箱が並んでいるところに、少し違和感がある同サイズの箱があり、そこに入っていた。
靴の箱じゃなく100均とかで売ってそうな箱だ。
その中にはAVなども入っていたから、弟の見られたくないBOXなのだろう。
小さめのフリーザーパックにはストッキングやら下着やらが個別になって何点かある。
その箱の底に記録帳があった。
弟のセックス日記なのはすぐにわかった。
日付や相手のプロフィール、場所や回数や体位がご丁寧に記録されている…
私は戦利品?かわからないがストッキングなどの物品のチェックは後回しにし、その記録を読みふけった…
弟は初体験の13歳からその時の17歳までで相当な数の経験をしていた。
まだ彼女もいたことないのにだ。
その理由はすぐにわかる。
相手が年上ばかりなのだ。
しかもだいたいが30オーバー。
一番多いのが40代だから驚いた。
ざっと相手を全部確認したのは母の名前を探すためだ。
ちゃんとあった…
ただ、母が初体験ではないらしい。
二人が親子の一線を越えたのは、中学を卒業した春休みだった。
確かに二人は旅行に出掛けたのだ。
弟のお祝いだから弟が行きたい場所を決めて。
それから、母は最多回数日記に登場する。
二人は私の目を盗みひたすら盛りのついた動物みたいにセックスしていたのだ。
私は読み進めていきながらオナニーしていた。
尋常じゃないほど興奮していた。
弟は私が知っている相手を何人も抱いていたからだ。
正確には抱かれていたって感じかな。
いかにも母性本能をくすぐりそうな雰囲気が弟にはある。
私はざっと目を通したあと、最初からじっくり読み直した…
初体験の相手からしてスゴい。
私も教わった家庭科の教師だった。
私は知らないが教育実習生もいた。
その他にも母の友人や塾の先生、近所のコンビニのおばさんもいた。
なんか若い男の子好きそうだなって感じの女性ばかりで頷けるものもある。
一回こっきりじゃなくしばらく関係は続けてる人ばかり。
どれだけ掛け持ちしてても果てない性欲なのか…
会う頻度が高い人が旬ということか。
男は性欲にムラがないって本当なんだと痛感した。
私はこれを読んで弟が男になってしまっただけで不潔だとか軽蔑だとかは思わなかった。
はっきり言ってしまえば試したかった。
絶倫な性欲に年上に鍛えられたであろうセックスを味わいたかった。
その我慢もそろそろ限界にきています…