お葬式のとき
思いだしたんですけど
昔 私がまだ中学１年くらいのとき
親戚の家に泊まりにいったことがあったんです
山梨の相模湖の山のほうのいなかで
夕ご飯になぜか ちくわを混ぜたお好み焼きを
ホットプレートでみんなで焼いて
私はお好み焼は豚肉とかイカ焼きとかだと
思たので あんまりちくわのおお好み焼きは
食べられなくておおぼえているんです
そのころの私はまだ体も小さくて
でもお乳とお尻だけやたらと成長してて
体育の時間とかに走ったり
歩いたりしてると ゆさゆっさゆれたりして
それが目立って 恥ずかしいような
コンプレックスに感じたりしていたんです
夜 おふろにはいってから 親戚の子らと
みんなで おふとんを並べて
寝るときに いつまでもさわいだりしてて
なかなか 寝つけなかったんですけど
私のとなりに いつのまにか寝てた男の子が
私のおっぱいに 手をふれてきて
キスをしてきたんです
生あたたかいくちびるが私のくちびるにあたって
それは やわらかくて
いつのまにか うけいれていたんです
舌がくちびるのあいだから
すこしずつ はいってきて
私の舌に からみついてきて
そのあいだも おっぱいをなでてくる手が
もんだり なでたり してきたんです
キスしたくちびるが 私のくびすじから
だんだんと おっぱいのほうに
おりてきて ぎゅうっと つかまれた
乳房を 尖端の ちくにあたって
舌先で くるくると なめまわしてきたんです
だれかが 起きたので
そのときのキスはそこまでになってしまって
思い出になっていたんです
その親戚の男の子が お葬式にきていて
あいさつをしたり したんですけど
私の目を じいっと みつめたりして
あのときの キスのことを
おぼえているのかなぁ って
私はふと 思い出したんです
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