が、「お父さんの脇!におう」と言い出し「ゴメン」と、なぜかあやまるはめに。「でも、お父さんのにおいは好きだよ」なんて言うから、胸がキュンとする。エッチな気持ちではなく、自然に我が子を抱き締めたくなり、右腕を娘の背中にまわしてギュッと抱き寄せた。「今まで、本当にありがとうな」って言うと少しうなずく。ほんの少しの間だけ抱きしめ「ふぅう~」とため息をしながら、腕をといた。横にいる娘のカラダの温もりを感じてホッとする。「なんか、こうしてるとお父さんと私、夫婦みたい」「バ~カ、親子だよ。まだまだ涼子は子供だよ」と言うと、ムッとした顔で「卒業したし、いつでも結婚できるし、もう大人だよ」とふくれます。そして、私の右手をとり、自分の胸にあてがいました。「ちゃんと胸もあるよ」。ビックリして手を引っ込めると「お父さんのエッチ」だって。あきれて「もう寝るぞ」と言うと「もう少し」って、娘から抱きついてきたのを思わず受け止め、娘を包み込んだ。娘とは言え女性を抱き締めるのは嫁さん以来です。気持ちも入ってしまいます。最初は娘の背中をさすっていた手はお尻に移動させました。が、これ以上はダメだと思い、娘を離そうとすると「もうお父さんと会えなくなるから」と、顔を私の胸にうずめながら小さく言った。もう、ここまでだった。私は優しく娘に「お父さんも同じだ。」と、娘を引き寄せ小さな顔を両手で持ち上げながら言うと、そのままキスをした。娘は震えていた気がする。とにかく、いとおしかった。はじめてのキスらしく、緊張で歯がしっかり閉じている。ふと、頭にお前は娘と何やっとるんだと浮かんだ。「親子のあいさつのキスだ」「もう寝よう」と言って、その日は終わりました。
娘はすでに引っ越しましたが、毎週末は戻ってくると言ってます。娘がいないとやっぱりさびしいです。今度、帰ってきたときに自分が抑えきれるか自信もありません。父親失格です。
エロくもない書き込みですが、長文を読んでもらいありがとうございました。