母や姉など、家族に興奮するなんて信じられない、そんなのは変態だと思って
いましたが、現実に自分がそうなってしまいました。
偶然が続いてそうなったのですが、最初のきっかけは、姉が彼氏とセックスし
ているのを見てしまったことです。僕が帰ってきたことを知らず、ドアが半開
きのままやっていました。仁王立ちになった全裸の男のアソコを、全裸の姉が
口で奉仕していました。ほんの一瞬見ただけで、僕は逃げ出してしまいました
が、ショックでしばらく眠れないほどでした。
それから1週間ほど経って、今度は姉が痴漢に遭っているのを見てしまいまし
た。満員電車で姉を見つけたので、声を掛けようとしたら、具合が悪そうなの
で、どうしたのかと思っていたら、後ろの男に胸を揉まれていました。僕以外
にも気付いた人はいたはずですが、誰も制止する人はいませんでした。恥ずか
しながら、僕にもその勇気がありませんでした。胸を揉まれて苦しんでいる姉
が、妙に色っぽく思えて、不思議な感覚でした。
そして、最後のきっかけは、僕が酔っぱらって風呂で寝てしまった時、姉が起
こしに来てくれたのです。姉は僕が死んでしまったのかと思い、一生懸命でし
た。ぐったりしている僕を抱きかかえて、部屋まで連れて行ってくれました。
当然、素っ裸でアソコも丸出しのまま。覚醒していくにつれて、姉の髪の香り
と、胸の柔らかさを肌で感じて、妙な気分になりました。姉がバスタオルで身
体を拭いてくれているうちに、半立ちしてしまいました。「えっ」と息を呑ん
だ姉。気まずくなり、「ごめん、もう大丈夫そうだから」と断りましたが、
「でも、心配だから…」としばらく身体を拭いたり、様子を見ていてくれまし
た。
完全に勃起してしまい、恥ずかしさの極致でしたが、なぜかこのまま見られて
いたい、という思いも強くありました。トランクスをはこうとしても、はきづ
らく、はいてもテントを張ったままなので、姉はクスリと笑いました。その笑
いで、僕は救われたような気がしました。
それから、姉は僕にとってすっかり性の対象になってしまいました。何度もオ
カズにさせてもらったし、留守中に部屋に入って下着を手に取ったりしまし
た。恋愛感情はない(と思う)のですが、この収めようのない気持ちがどこに
行き着くのか、自分でも怖いほどです。