それは、買い物から家に帰ったときでした。着替えようと部屋に入りました。すぐに、中学3年の息子が、続いて入ってきました。
「どうしたの?お腹でもすいたの?」私は、ジャケットを脱ぎ、ハンガーにかけました。息子は、黙ったままでした。振り返えろうとした瞬間でした。後ろから抱きつかれ、胸を鷲掴みされてしまったのです。私は、驚きのあまり声もでませんでした。息子は胸を揉みながら、首筋を舐めてくるのです。私は息子の腕の中で必死にもがきながら、「やめなさい!どうしたっていうの?」「やりたいんだよ やらせて」信じられない言葉でした。
スカートの中に手が入ってきて、股間を荒ら荒らしくつかまれました。私は、息子がまだまだ子供だと思っていました。目の前で平気で着替えとかもしていたのです。悪夢のようでした。自分の息子ながら、怖くてしかたなくなりました。息子の手首をつかみ、引き離そうとしました。
息子は息を荒くしながら、「もう、子供じゃないんだよ!」硬くなったものを押しつけてくるのです。
私は、情けないことにすっかりパニックになってしまいました。
「やめて!いや・・・」泣きそうになりながら、必死にあらがいました。
私は、息子をなんとか振りほどきました。
でも、壁のほうにすぐに追い込れてしまいました。息子の顔を見ると泣きそうでした。
「落ちついて、こんなこといけない事なのよ」私も必死に説得しました。でも、次の瞬間、ブラウスのボタンがはじけとんでいました。私は、恐怖で金縛りにあったように動けませんでした。そして、顔を胸にうずめてきて、手と口でもてあそんできました。その顔は涙で濡れていました。私も、せつなくなり、いつしか息子の頭を抱きしめていました。
息子は、卑猥な言葉を吐きだしながら、スカートを押しさげようとしてきました。
「お願い、もうやめて」私は、しゃがみこんで号泣していました。息子は、私から離れていきました。息子は、外に出ていったようでした。ショックでした。自分の息子に性欲の対象にされるなんて・・・おぞましい感じでした。それなのに、いままで感じた事がない淫らな感覚が残っていました。私は、母親としての自信を失わないました。息子との会話もなくなりました。
主人とも冷めた感じで、寂しくてしかたありません。