電話の呼び出し音に義姉は、呼吸を整える様に深呼吸をして受話器を取る。
受話器からの声で私の方を振り返った、妻からだった電話を代わり、もう少ししたら帰るからと伝え電話を切る。
直ぐ横に立ったままの義姉、私は再び義姉の身体を抱き寄せる。
「やはり駄目よ…こんなの明美さんに申し訳ないわ」
「今夜は、このまま帰るよ、でも今の事は一時の気まぐれじゃ無いから」
義姉は腕の中で、分かってると頷く。
帰る前にベッドに横たわり何も解らない兄貴を見舞う、廊下に出ると私は堪らず、もう一度、義姉を抱きしめ唇を奪う。
義姉も私に応えるように肩に手を掛け自ら強く唇を押し付けて来た。
ぴったりと身体を寄せ合い玄関に
「それじゃ又、近い内に」
「気をつけて帰ってね」
靴を履こうとしながらも、このまま別れがたかった私は再度、義姉を抱き寄せキスを交わす。
玄関先の壁に凭れキスを受け入れる義姉、私は堪らずスカートを託しあげ手を一気に下着の中に、唇を塞がれたまま声を洩らす義姉。股間は既に溢れんばかりに潤んでいて私の指先は義姉の蜜壺をさ迷う。
「ア~ァ。お願い今夜は、これで止めて」
「義姉が欲しい」
「今日は駄目ぇ、明美さんの事が…次に来てくれた時には必ず」
義姉と約束を交わし、その夜は帰路に着いた。
約束の日は明日に迫った、私の気持ちは期待と私の家族、兄貴に対する罪悪感とが入り交じるが、やはり期待感の方が高まってしまう。
義姉も同じ気持ちで居てくれたら嬉しいのだが!