タンスを物色して、SM雑誌を見つけたこともある。
裸の女の人が、縄で縛られ吊されている写真なんかがいっぱい載ってた。僕は、お母さんが裸で縛られてる姿を想像して、頭がクラクラした。
お母さんは時々、脱いだ下着を枕元に置いていることもあった。お母さんの温もりと臭いが残ったパンティやスリップは、最高のご馳走だった。
台所に立つお母さんの後ろ姿も好きだった。床掃除をするお母さんもたまらない。スカートがずり上がり、太ももがチラチラと見えたり。お尻を突き出して、左右に振ったりしたら、オチンチンがズキンとくる。
僕は、なんとなく自分が他人とは違う変態だって気が付いてた。だから、こんな僕の気持ちは誰にも言わなかった。
お母さんは、時々僕にマッサージを頼むことがあった。それは僕の最高の楽しみだった。お母さんの体に公然と触れるんだから。背中のブラの感触を楽しみながら、腰へ手を這わせ、ウエストから隆起するお尻のラインを触りながら、ドキドキしながら、時々、ワザとお尻までさがってぷにゅっとするお母さんのお尻の感触を堪能する。ちょっとづつスカートをずり上げて、太ももを露出させたり。スリップのはじっこがのぞくまでずり上げたら、もう最高だった。最後は決まって足で踏んでと頼まれる。これはお尻の上から太ももまで歩くから、お母さんの体を足の裏で存分に味わえた。
僕はいつも余韻があるうちに慌てて隠れて、夢中で床にオチンチンをこすりつけた。
中学生になると、さすがに普通のオナニーも覚えた。でも、やっぱりオカズは決まってお母さんだった。
お母さんがお風呂に入っている間に、脱ぎたてのパンティに悪戯した。ほかほかの股ぐりの部分についたシミの臭い。そこを舐めてみたりもした。頭が痺れるような快感だった。
ラジカセのヘッドホンをマイクの代わりにして、寝室の様子を盗聴した。お父さんとのセックスを何度か盗聴できた。
いつもはとり澄ましたお母さんが、声をかみ殺して獣のような激しい息遣いになって、
ハーッ、ハッ、ハッ、ハッ、と卑猥な溜め息をついて登りつめていく。
想像のなかで、たまらなく淫靡なお母さんの姿が僕を物凄く興奮させてくれた。
僕はだんだん自分が怖くなってきた。お母さんのそばにいるだけで、パンツのなかは精液でベトベトになる。チラつく胸元や、太もも、下着。僕は今にも、お母さんに襲いかかりそうだった。