脱線
どうも『コイツ』は、わざと僕たちがいる前で、こそこそとオナるのが好きみたいでした。
自分ひとりだけの時は絶対にやらないですが、側に誰かがいる時、その人に見つかるか見つからないかの、スリルを楽しむのが好きなようです。セックスの後とか僕が隣で寝ていると、押し殺した切ない声がよく聞こえてきました。
ある朝、なぜだか僕を起こしに来た『コイツ』が、僕を起こしもしないで、一心不乱にオナってたコトもありました。なぜだかたまらなく興奮したそうです。なぜだか僕もこっそり『連れオナ』をヤッたら、なぜだか無言で殴られました。
『…もぉ、バレてるって!』
粘り着く熱気の中に『あいこ』の興奮が熔け出して、バカに弄ばれてるチンポにも絡み付くように伝わってきました。『あいこ』の指が悪戯する、微かな『ピチャピチャ』と鳴る音が僕の耳をくすぐると、もう僕は我慢出来なくなって、思わず腰を振り出してしまいました。
「ふごぉっ! 何すんのよっ、もおーーーっ!?」
『匂い』に釣られて『あいこ』のマンコ『だけ』を妄想しまくってた僕の脳みそから、チンポを嗅ぎ回っていたバカの顔が『そこ』にあったコトなど、すっかり消え去ってました。僕はうっかりカッチカチの勃起を、姉の鼻の穴に思いっ切り突き立ててしまいました。
「あっ…、ご、ゴメン。」
引き戻した腰の動きにタイミング悪く、姉の唇が『ぬるっ!』と先っぽをかすめました。途端に、『匂い』と『感触』の『エロ要素』が、『妄想』とぶつかり合って弾け飛びました。もうどうしようもなく抑え切れなくなった『興奮』が、チンポを暴発させてしまいました。
「ああーーーっ!! ……………、くう~~~~~っ!!」
『あっ』と小さく呻いた姉が、『くしゃっ』と小さくしかめた顔面に目掛け、僕は『レズ鑑賞』でどっぷり溜め込ませてもらった精液を、『お好み焼きのマヨネーズ』みたいに粘っこく、『ドピュッ!、ドピュッ!』と飛ばし掛けました。
「うぷぷぷ…、ぶぷっ!! アッつぅ~、熱いじゃないのよぉーーーっ!?」
背けた顔の半分を僕のマヨネーズで汚された姉は、片目を開けて睨みつけると、僕のお腹を『バシバシ』叩いて怒りました。
「はあ…、ふう…、ゴメン…」
でも悲しいコトに姉は『バカ』なので、なぜか精液が掛かった方のまぶたを開いて睨んでしまいました。それに気が付くと慌てて目を開き直して、『ギュウ!』っと閉じ潰したまぶたの隙間から、『にゅるるる』っと精液を搾り出しました。
すると、一部始終を眺めながらコソッとオナっていらっしゃった『お方』が、『ササッ!』と素早く寄って来て、姉の顔に『チュルチュル』っと吸い付きました。何の躊躇いも無く僕の精液を『ゴクリ、ゴクリ』と飲み込みながら、姉の顔を舐め回して綺麗にしてくれました。
「あ~~~、『あいこ』、ありがと~~~ぉ。ともゆきの、バカっ!!」
両目が何の支障も無く開けられるようになると、バカは顔の汚れを啜って舐め取ってくれた『あいこ』にお礼を言いました。そして、また僕を睨みつけると、僕のケツの横を思いっ切り『バチーン!』とブッ叩きました。
やおら立ち上がったかと思ったら、家に来る前に『あいこ』がやったのと同じように、勝手に僕のTシャツで顔を拭きました。もう怒る気力も全部放出してしまった僕は、されるがままにボケーっと突っ立ってました。
「あ~~~ん、もうっ! ともゆき臭くって、た~いへん!! へ~んたいっ!!」
と、廊下の熱気がさらに『イラッ!』と感じるフレーズをぶん撒いて、バカは僕の乳首をつねりました。痛がる僕を見て鼻で笑ってから、なぜか『あいこ』のオッパイもつねると、廊下の奥へ引っ込んで行きました。
下半身丸出しで取り残された僕たちは、お互いつねられた胸をさすりながら、ぼーっとしてました。やがて少しずつ興奮が冷めてくると、また『あいこ』の目の前で近親相姦をヤッてしまった後悔が、ジワジワと僕を『自己嫌悪の底無し沼』に引きずり込みました。
僕は物凄く反省しました。何にも言葉が浮かばない中、でも何か『謝らなくちゃ…』と『底無し沼』の中でもがきました。オロオロしてたら、出す物を出し切って情けなく『だらん』としてたチンポに、『あいこ』が手を伸ばしてきました。
『あっ…』
僕はてっきり『あいこ』の怒りの矛先が、この情けないチンポに向けられたと思って、身体を硬直させました。
『あいこ』は僕の目を見ながらチンポを弄ぶと、舌をペロンと伸ばしてチンポを舐めました。僕は『噛み付かれる…』と怯えながら、さらに身体を固くして、でもジッとされるがままに我慢してました。
『あいこ』の舌は亀頭を這い回り、尿道口をくすぐるように舐めました。僕はただひたすらジッと動かずに我慢してると、『あいこ』はチンポをおもむろに咥えて、『ずぞぞっ』と飲み込みました。
『やっべ…。気持ちいい~~~っ!!』
ふにゃふにゃだったチンポを、口の中で軽く噛み潰すようにしゃぶられると、たまらず僕は、緊張しまくってた心臓から一気に血流をチンポに送り込み、海綿体をギュンギュン膨張させてしまいました。
『あいこ』の口は、膨張するチンポに口内粘膜全体を密着させてきました。『あいこ』は両手で僕のケツを掴んで、『唾液の壺』になった口の中でチンポを洗うように、頭を振り始めました。
『ああ~っ! あっ、ああーーーっ!!』
『ジュブジュブの海』の中から潜水艦が急浮上するように、チンポがあっさり復活しました。『ジュボ、ジュボ』、『ぎゅっぽ、ぎゅっぽ』とリズミカルに力強く口を鳴らしながら、チンポを扱き立てる『あいこ』のフェラテクで、僕の下半身はブルンブルン震えました。
『あいこ』がパッと口からチンポを離すと、僕はもう立っていられなくて、その場にへたり込んでしまいました。正座をM字に崩した足で座り込んだ僕の上に、マンコの毛に白くいやらしい粘液をいっぱい絡めたJKが乗っかってきて、僕の首に腕を絡めました。
「節操ね~な~。やっぱり…」
『あいこ』は小声で僕をチクッと責めました。責めましたが腰をユルユル動かして、見境無しの『ダメな』チンポを納めようと、『Hな穴』を押し付けてきました。
「ごめんなさい。」
僕は『あいこ』のお尻に手を回して、ちょっと腰を浮かせました。柔らかいお肉がチンポに『ぬちょ』っと当たったので、チンポがなるべく上を向くように身体を動かしました。カンの良い『猛獣』の身体は、しなやかな身のこなしでチンポを『ツルン』と滑らせると、熱くて粘液まみれの感触がいっぱいの穴に、『ギュギュッ!』と押し込めてしまいました。
『あいこ』は僕の両肩に手を置いて、『にちにち』音を立てながら小刻みに上下動しました。粘つく廊下の熱気の中で、僕は『冷たさ』にも感じる快感に、後頭部から背中をゾクゾクさせました。
「くうっ、ひひぃ~っ!!」
床から肛門を通って、チンポに電流が突き抜けたように感じました。僕はくらくらする快感で溶け落ちて、『あいこ』の動き回りまくるお尻を抱えたまま、後ろに倒れ込みました。
M字に曲げた足がちょっときつくて、パンパンに張った感じの太股と、自然と弓なりになってしまう背中とで、僕は『カマボコ』と言うか『太鼓橋』になっていました。『あいこ』は僕のTシャツを握りしめながら、その『太鼓橋』を跨いだウンコ座りになって、マンコをビチャビチャさせながら、腰をガンガンぶつけてきました。
「何で、こんなに…、すぐ、元気に…なるんだよ?」
『あいこ』は僕に呆れて苦笑いをしました。笑った顔をちょこっとずつしかめて、マンコをきゅんきゅん締め付けました。このマンコがきつく締め付ける限り、僕のチンポは何度でも『急浮上』出来そうでした。
「元気にしてくれる彼女が、いるからですっ!」
体勢がきつかった両足を、一本ずつ伸ばして楽にすると、膝を立てて踏ん張って『あいこ』を下から突き上げました。腰が床板に『バンバン』と鳴り響き、背中が『ビチャビチャ』と音を立てると、反対に『あいこ』はドスンと腰を下ろし、お尻をグリグリこすり付けて、僕の動きを止めました。
「張り切るなよっ! 『まさみ』が戻って来ちゃう…」
『あいこ』は駄々をこねるみたいに身体を揺すりました。チンポの先がたまらない感触で、マンコの奥でコリコリと擦られました。僕もたまりませんでしたが、『あいこ』はもっと『たまらない…』って表情でした。
「はあ~ん。はあ~ん。」
結合部分から漏れてくるHな音が、『ぬちょぬちょ』と軽く粘つく感じだったのが、『ぎっちゅぎっちゅ』と強烈に粘つく感じに変わると、身体をのけ反らせて喘いでいた『あいこ』は、僕に抱き着くように身体を傾けました。
僕のチンポは引っこ抜かれそうなくらい、マンコに吸い付かれてました。『あいこ』は切ない視線を投げ掛けて、そっと僕に顔を近づけてきました。僕は『チュー』がしたくてしたくてたまりませんでした。でも『あいこ』は、近づけた唇をちょっと引いて、また身体を元に戻してしまいました。
「…チューして下さい。」
僕は『あいこ』の気遣いを無視して、『チュー』をせがみました。
「………、エロガキ。」
『あいこ』は、またチクッと僕を責めて、もう一度唇を寄せてくれました。僕は自分の精液なんか全然気にしないで、一番気持ちの良い『チュー』が出来る唇に吸い付きました。差し出されるままに舌を吸って、舐めて、レロレロ絡ませて、唾液もジュルジュル吸いました。
「はあっ! はっ、はっ、…ああっ、いい…」
『あいこ』は僕とチューをしながらも、チンポをこね回すマンコの動きを止めませんでした。『あいこ』の呼吸が乱れ出して、吐息が僕の頬っぺたを撫で回すと、チンポを締め付ける圧力が急激に上がりました。
「はあ~ん。ああ…、気持ちい~~~っ! ………ぃくっ!」
僕は、僕の全身を力強く震わせる身体を、夢中で抱きしめました。『あいこ』は僕の顔に軽く触れさせた唇を、プリンのようにフルフルと震わせながら、バカに気づかれないように、出来るだけ静かにイキました。
物凄いマンコの締め付けに釣られて、射精したくてたまらなくなったチンポを、僕は目をつぶって必死に宥めていました。