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近親相姦 経過報告

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カテゴリ: 近親相姦 禁断の世界
掲示板名: 近親相姦 経過報告
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1:バカ姉 その58
投稿者: ともゆき
陰影

 僕は大急ぎでインナーをズリ上げ、ハーフパンツを履き直すと、あっという間に遥か向こうを走っている『あいこ』を追い掛けました。一本抜いてもらったのに、走っている内に中でちょっと擦れたら、またムクムクと持ち上がってきたので、走り難いコトこの上ありませんでした。

 全然追い付けないまま走っていたら、『あいこ』が立ち止まっていました。『待っててくれるなんて、優しいな。』と嬉しくなって追い付いたら、自分の手と顔に残ってた『僕の汚れ』を、無言で僕のTシャツに拭い取りました。

 『ええーーーっ!?』とガッカリしていると、脳みその視覚野が全部裏返りそうな眼力で睨んできました。

 「おっせぇ~~~んだよっ!!」

 そう一言、僕にダメ出しすると、ケツに回っていたスポーツバッグ目掛けて一発蹴りを入れてきました。

 前につんのめりそうになった僕にもう一発、ちょうど肛門辺りを、今度はド真ん中から『裏キン』をかすめるように蹴り上げて、斜め下に倒れ込むベクトルを、『どひぃ~っ!?』と斜め上に跳び上がるベクトルに修正しました。

 「トロトロしてっと、尾てい骨、イクぞっ!!」

 この『イクぞっ!!』が『蹴るぞ』なのか『折るぞ』なのか意味不明だった僕は、最悪な方を想像してガチで走りました。

 僕が必死で走っているのに、ホットパンツに『プリプリ』お尻の肉を盛り上がらせたり、『クニクニ』食い込ませたりして見せびらかしてる『悪魔』は、余裕でニヤニヤしながら、僕の一歩半先を流していました。



 ヘロヘロになって家に帰ると、検診用に気遣ったのか、いつものチャラチャラした格好と違って、普通の女性っぽいワンピース姿のフェミニンな、『バカのお嬢様風JK』の姉が玄関先で待っていました。

 「あれっ? 『あいこ』、ともゆきと一緒だったんだ。」

 「家に入れなくて、『ともスケ』が、フラフラしてたからさ~。たまたまぁ~~~。」

 弟の存在を御座なりにしているくせに、どうでもいいコトにバカが驚いてました。バカの驚きに、ガッツリ僕を待伏せしてたくせに、嘘八百で『コイツ』が答えました。

 「えっ? 『また』、あんた閉め出されたの?」

 「『また』ってコト無いだろ…。出掛けるなら、出掛けるで、僕が入れるように、何とかしといてよ。2回目だよっ!?」

 「え~~~? 『何とか』って~~~ぇ?」

 「えっ? う~~~ん…。ぼっ、僕に聞くなよっ!?」

 バカは弟の切ない抗議に悪びれるどころか、逆に姉貴風を吹かして説教までしてきました。

 「あんたが悪いじゃ~ん! あたしと『リッちゃん』は、検診に行くって、解りそうなもんでしょう?」

 「あ、うっ、うん…。」

 「合い鍵くらい、持って出掛けなさいよ~~~! ともゆきが、悪いっ!」

と、珍しく正論を言われたので、僕はぐうの音も出せませんでした。何も言い返せず、情けなく口ごもってしまった僕に、当然『勝ち負け』だけには厳しい『ヤツ』が黙っているはずもなく、俯きかけた僕の顔面を肘で突き上げました。

 「黙るくれぇ~なら、吠えんじゃねぇ~~~よっ!!」

 鼻の頭を『ゴリッ!』とヤラれた僕は、吸い込む空気が全部『酸っぱく』なって、目頭に『ツーン』と染み込んできました。『酸っぱさ』に誘われる唾液みたいに、勝手にジワッと涙が溢れてしまうと、今度は『お約束』の、ケツに『タイ・キック』を思いっ切りかまされました。

 「メソメソしてんじゃねーーーッ!!」

 僕が声も出せないほど、痛みとひたすら戦っているのに、弟を庇うはずの姉の口からは、『情けないわねぇ』と追い討ちを掛ける侮蔑の一言が吐き捨てられました。

 「ゴメンね~、『あいこ』ぉ~。この子、甘えん坊だからさ~、邪魔くさいと思うけどぉ、面倒見て上げて~~~。」

 ホントに邪魔くさそうにバカが僕を『あいこ』に押し付けました。僕のボディに『ドスン、ドスン』とパンチを撃ち込みながら、ホントに面倒臭そうに『コイツ』が僕を受け取りました。

 「ホ~ント、面倒臭いんだけどさぁ~、可愛がってやるよ。」

 「なるべく、優しくねぇ~。」

 「アタシは、いつだって優しいよな~っ? ………、優しいだろうがっ!?」

 「はい…、優しいです…」

 「よ~し! ほらっ、エロガキ! 熱苦しいから、さっさと中に入れっ!!」

と、『面倒見の良過ぎる、お姉様』が、また僕のケツを蹴って、家の中に追い立てました。帰って来たばっかりだったのか、カーテンも開けてなかった家の中は、暗さに慣れない僕の目には真っ暗に見えました。

 僕が玄関に突っ込まれると、追っ掛けて入って来たバカが、わざわざ先に入った僕をお尻で『ドン!』と押し退けて、いかにも『当然っ!』て顔をしながら先に上がって行きました。

 いつもの僕なら『何だよっ!』とムッと来るところでしたが、ワンピースの裾をふわりと揺らして歩いて行く姉の、暗い影の中に残る白い航跡を見てたら、何だか不思議な気持ちになってボンヤリと見送ってしまいました。

 おかしなモノで、普段の『ふざけた』、『だらし無い』格好ばかり見馴れていた僕には、何だか他所の人みたいに感じられました。普通の格好をしているだけなのに、すごく違和感がありました。

 『あ…。何で、ノーパンなんだよ…』

 膝上の裾が大きくふわりと膨らむと、下着を着けていないお尻が見えました。ワンピースの中にゆったり消えるお尻を見てたら、いつだったか、どこだったか、滑り台の縁にふざけて跨がって滑って、ビリッと引っ掛けて破ったパンツを、あっさりと脱ぎ捨ててノーパンになった姉を、ケツの痛さが染みる脳みその隙間からモヤモヤと思い出しました。

 その思い出の中の『幼い』姉と、目の前の『危うい』姉とがダブって見えた僕は、ボンヤリとした不安にかられた『理由』が解りました。

 『大丈夫なのかな?…』

 これから母親にならなければならない女性としては、やっぱり姉は『幼過ぎる』感が否めませんでした。『幼さ』の中に『頼りなさ』と『バカさ』が見え隠れしているので、その資格があるのかどうなんだか、うたぐってしまいました。

 何の資格も無い僕なんかでも、余計に心配で心配でたまらなくなりました。『脅迫的な青空』からブチ撒けられる光が逆に作る、何でも飲み込んでいきそうな『黒い影』は、単なる日常の廊下を『不安な未来』に暗示しているかのようで、無駄に僕の背中をゾクゾクさせました。

 僕と必要以上に接近してしまった姉が、ドンとぶつかった後、急に離れて行って、僕よりずっと先を『さっさと』歩いて行ってしまった、ただそれだけの事が、何だか淋しいような切ないような、何とも言えない気持ちに包まれて、モヤモヤしてしまいました。



 そんな僕を『あいこ』が横目で『チラッ』と見ていました。『また、どっか殴られるのかっ!?』と思って身体を強張らせていたら、伸ばした指先でちょんちょんとチンポを触っただけで、姉の後ろに付いて行きました。

 その『あいこ』にくっついて玄関から一歩上がると、相も変わらず僕の家は『熱地獄』でした。『もあ~っ』とする熱気が纏わり付いてきたら、姉が急に言い当てました。

 「なんかさ~~~あ? もろ『アレ』臭いんだけどぉ~。」

 「えっ? う~~~ん、やっぱ、まだ臭う?」

 『あいこ』がビクッと驚くと、熱い空気の揺れが『もあ、どよ~ん』と、こっちに押し寄せて来ました。テカってる顔をあちこちペタペタと触ってる『あいこ』を、姉が『じぃ~っ』と見詰めていたと思ったら、いきなり『あいこ』の口元を『べろん』と舐めました。

 「ん~っ? あっ! この味、ともゆき『の』だ~~~っ!」

 バカが何の役にも立たない『特技』で、僕の味を当てました。薄暗い廊下を照らすくらい『あいこ』は真っ赤になって、姉が舐めた跡をグーで拭いました。

 「やめてよっ! もお~、恥ずかしいっ!」

 「結構、仲良くやってるね~~~?」

 「『ともスケ』が、無理矢理ヤラすんだよっ!」

 「あれっ? 違う…。臭ってんの…、ともゆき『の』じゃない!」

 「えっ!? とっ、『ともスケ』のだけだよ…。」

 バカには『あいこ』の言葉なんて耳に入らないらしく、嫌がる『あいこ』の顔をじっくり、じ~~~っくり嗅ぎ回りました。

 『あいこ』は顔を背けて、『何とかしろっ!』て視線で僕の睨みつけました。睨んでいるくせに、その目が潤んでいました。

 「ほらっ、ココっ! 誰かの『アレ』がくっついてるぅ~~~!」

と、耳の裏に残ってた『チクりん』の『青春のカケラ』を嗅ぎ当てました。

 「違うって! 『ともスケ』のが、濃過ぎなんだよっ! 濃過ぎるから、色んな臭いがすっだよっ! ちょっと薄めろっ!!」

 いつもヤリたい放題やってるくせに、何で『チクりん』との『コト』は隠したがるのか僕には解りませんでしたが、『あいこ』はエロい全責任を僕になすりつけました。でもバカは、もう全然その話しを聞いてなくて、『あいこ』をクンクン嗅ぎ回るコトに集中していました。

 「あっ! りっ、『リッちゃん』に、挨拶しなきゃ!」

 「いないよ~。あたしと帰って来てから、現場に届く材料、受け取りに行ったから~。」

 バカの『クンクン攻撃』から逃れようと、苦し紛れに母を持ち出した『あいこ』でしたが、バカにブッツリと逃げ道を断ち切られました。

 姉の言葉を聞いて『あいこ』が変わりました。もう僕にも分かるくらい、解り易く変わりました。僕をジッと見詰める目が、『エロ姉弟の餌食』になる女の子の目になってました。


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