達成
姉は軽く『ふん、ふん』と鼻息を荒げながら、汚い日焼け跡のクビレから下の、エロいビキニの日焼け跡がついたお尻を、別の生き物のようにブン回していました。
僕は『ダメだっ! ヤッちゃダメだっ!』と頭の中で叫びながら、口では『ああ~~っ』と情けない喘ぎ声を上げ続けました。
姉はグッチャグチャのマンコから『スポン!』とチンポを抜くと、ポッカリ開いた穴に、見もしないで『ズブチューッ!』と、また正確に戻してました。
僕は、それをされる度に、
「はぁへ~~~っ!」
とか、
「いひぅ~~~っ!」
とか、
「きぃし~~~っ!」
とか、叫び声にも悲鳴にもならない、ため息のデカイような音を唸っていました。
満足に息もできないので正直、『セックスで殺される~っ!』と思いました。『セックスはスポーツなんだよ』の意味が解りました。
姉のお尻の動きが、単調な前後運動になって、僕はようやく、ちょっと一息つけました。それでも『しゃくり』をランダムに織り込んでくるので、奇襲されたチンポの先から、『ゾゾゾッ』と地獄の快感が走りました。
『グッチョ、グッチョ』と鳴る、リズミカルなエロ効果音を聞いていたら、やっと肛門の奥~~~の方から射精感がやって来ました。僕は情けなく、
「出る…、出る…ぅ…、」
と、繰り返して、『禁断の穴』に射精しようとしました。最低です。ところが発射寸前のチンポを『ぐちゅっぽん!』と、姉が抜き出してしまいました。
「う~~~ん。デカイだけで、イマイチ! 全然、イケな~~~い。」
バカ姉が最低の弟を、そのまた下の奈落に蹴り落としてから、後ろ脚で砂を掛けるようなコトを言いました。僕はそのショックと、チンポが解放された安堵感で涙が出ました。
バカが『パッ』と動くと、下から、『セックスはスポーツなんだよ』と、僕に教えてくれたお方が現れました。僕らの下で、ご自分の指でマンコを慰めておられました。
数時間前、『女がオナニーなんかすんじゃね~よ!』って、言っておられたお方が、切なそうにオナっておられました。そのお方と、目が合ってしまったので、下半身に力がみなぎってきました。
邪魔な両手を掴んで除けてから、ゴリゴリに硬いままのヤツを、『ビチッ!、ブチュ、ブチュ、ブチューーーッ!』と、卑猥に音を立てながら挿入してしまいました。
『あいこ』はギュッと目をつぶって、唇を震わせました。口を開けて、何か叫ぶように顔を振りましたが、声が出てませんでした。
その表情のまま、『あいこ』の瞳が僕を見つめました。下アゴがカタカタ震え、涙がこぼれるのが見えました。僕はチンポを引き戻して『ブチュ、ブチューーッ!』と、もう一度深く突っ込みました。
チンポの先からジワジワ~っと、幸せな快感が伝わってきました。『あいこ』の肌からも、暖かいモノが伝わってきました。最高でした。
『あいこ』は頭をのけ反らせ、肩をピクンピクンと震わせました。震えが小さくなると、しばらくそのまま硬直してました。僕は深く挿入したまま、『あいこ』の締め付けを感じていました。
『あいこ』は、ゆっくり息を吸うと、ゆっくり頭を左右に振りだしました。そして、
「はああぁぁぁ~~~ん。」
と、甘く長く声を上げました。チンポが、また強烈に閉めつけられました。
「は~い、3回目~~。」
姉が『あいこ』がイッたのを、すかさずカウントしました。自分だけ炭酸水を飲んでます。『贅沢の極み』のバカ部屋は冷蔵庫完備です。
炭酸水が何とかに良いって、いつも、やたら僕にウンチクを垂れ流してます。けど、面倒臭いので、僕は全然覚えてません。バカは盲信しています。冷蔵庫にギッシリです。
炭酸水で頬っぺたをプクッとさせながら、バカが意味深にうなずいて、手をパタパタさせました。
僕は『行けっ!』の合図だと思って、腰を振りました。『あいこ』の手が、空中の何かを掴もうと、ゆっくり指を動かしてました。
夢中で腰を振る、僕の動きに合わせて、可愛い乳首がピンク色の残像で、二本線を引いていました。
あんなゴツい筋肉を覆っているとは思えない滑らかな肌に、エロいビキニの日焼け跡。白と小麦色のコントラスト。デコったように光る汗。僕の下半身が止まらなくなりました。
顔をずっと振っているので、首筋に現れては消える、悩ましい盛り上がり。濡れて光るアゴ。そして震えてる唇。最高に楽しいキスが味わえる唇です。
『ああ…、チューしたいなぁ…』と、思った瞬間!。いきなり地下鉄のホームに、『ガゴガゴゴーーーッ!!』と電車がなだれ込んで来るように………、来ました!
「出るーーーーーっ!!」
僕のキンタマに溜まりに溜まってたヤツが、『ドーン!』と発射されました。射精の瞬間、すべてが真っ白に見えました。
僕の尿道を新幹線『MAX』が、立て続けに三本通過して、特別快速が数本、後に続きました。
目に映るすべてが、チカチカと点滅して、後頭部から背中、ケツ、太ももの裏が『ジーン』と心地好く痺れました。僕は、お花畑の中でハイジとペーターと踊っていました。
僕はゆっくりと顔を下ろし、『あいこ』の唇を見ました。口を『チュー』にした瞬間、視界が右に『ガッ!』とズレました。
僕の思考が停止し、視界が白く小さい点になっていく時、遠くで声がしました。
『テメェ~~~!。「中に出したら、殺すっ!」って、………言ったよな?』
僕はゆっくりベッドに崩れ落ちると、そのまま気を失いました。
僕の長い一日が終わり、面倒臭い関係が始まりました。