何年ぶりかに目にした可憐な叔母を見て、もうとうに忘れていた、若い頃の初恋の女性に抱くような甘酸っぱい感覚が沸き上がってきたのを覚えています。
その日は仕事帰りに実家に寄り、叔母と挨拶を交わした程度で、翌日に私がめぼしおつけておいた物件を一緒に見に行く段取りをして帰宅しました。
翌日、連絡をしておいた不動産会社の方が午前10時に実家のほうに迎えにきてくれる為、私は9時半に実家に向かいました。
さとみ:
『たかしおはよう♪せっかくの休みなのにごめんね~』
私:
「ううん、さとみおばさん可愛いくなってたから今日ほデート気分で楽しみにして来たから(笑)」
さとみ:
『驚いた(^.^)たかし もそんなお世辞言えるようになったんだぁ♪でもおばさんをあんまりからかっちゃダメだよ(笑)』
私自身、昔は子供ごころに淡い憧れを抱くだけで、実際には近寄りがたく、魅力的であるがゆえに距離を感じていた叔母に、こんな軽口がたたけるなんて 自分でも驚いたと同時に、叔母との距離が近づけた感じがして嬉しくなりました。逆に叔母の中で もう子供ではない私に異性に対する距離感が生まれたようた気もしました。
時間通りに不動産会社の方が車で迎えに来たので、後部座席に叔母とならんで乗り込み出発しました。
その日は3件の部屋を見て回り13時ごろに不動産会社の方と別れ、叔母とファミリーレストランで昼食をとりました。
さとみ:
『最初に見た2件 なかなかよかったなぁ♪3件目はなしかな。 たかしはどう思った?』
私:
「僕は1件目が良かったかな。新築に近かったし、3階の割には目の前が開けてて日当たりも良かったしね♪」
さとみ:
『確かに!やっぱり日当たりは大事だよね~それに 3件の中で一番たかしの家に近いしね(笑)』
私:
「あれっ?それってもしかして、おばさんの老後の面倒 僕に見させようと思ってる?(笑)」
そんな軽口を叩きながらも、私は叔母に対して今までなかった欲望が沸き上がってきているのを感じていました。
それは午前中に物件を見て回る車のなかで嗅いだ叔母の柔らかく甘い匂いと
、(叔母は無邪気で意識していないと思うが)並んで歩くときに必要以上に身体を寄せて歩く可愛いらしさに心がトキメキ、1人の女性として叔母を感じてしまったからだと思います。
食事をしながらも叔母の可愛いらしい唇、手入れの行き届いた色白の華奢な手、そして食事をしている口の隙間から覗くピンク色の舌、私の欲望は増すばかりでした。
続く