亮ちゃんが六年生に成って直ぐの事でした。私
の体に恐れていた変化が起きていました。お父さ
んとも(亮の父)睦事を繰り返してはいましたの
でどちらの子か分かりませんがお腹に宿した事は
混じれも無い事実です。もしも亮ちゃんの子だっ
たら、と考えると塞ぎがちに成ります。
亮ちゃんとも距離を置くように成っていました
。息子も不機嫌な私を避けるように成り、自然と
関係が途絶える様に成りました。あれだけ続いて
いた欲求もパッタリ途絶え、重苦しい毎日が続い
ています。
「お父さん 漏らした覚え有る?」
「遅れてるの あれ」
「....苦労掛けるけど....」
「うううん 直に感じていたいからって 生...」
「お前 大丈夫か? 体」
「出来ちゃったら降ろせないもん...来月来なかっ
たら病院に行って来るわ お父さんも頑張ってね
お仕事」
「はいはい」
私は話しながら、心の中で手を合わせていまし
た。『お父さん 御免なさい』私はこの秘密を墓
石の下まで持って行きます。