その日は朝からバタバタしていた。「あなたも早く済ませなさい」起きたばかりでボンヤリと新聞に目を通す俺に、台所で忙しく動く恵子が言う。「母さんのこの声を聞くと正月気分もぶっ飛んじゃうな」仕事初めの今日、トーストを頬被った親父が言ってくる。正月も終わり、いつもの朝が戻ってきた。朝のボンヤリが俺の中で薄れてきた頃、俺の視線の先には洗い物をする恵子のヒップにあった。よく熟れたヒップ。白のタイトに包まれたヒップが揺れる度に下半身が熱くなる。タイトの中のパンティの紐がはち切れそうに食い込んだヒップ、バックで手の跡がつく程叩かれ続けたヒップ。2日前の姫初めを思い出していた。騎上位で自ら腰を振り乱し何度も昇天した恵子。親父の前では母親らしく気丈に振舞うが、服を脱がせば熟しきった体が嘘をつけなくなる。俺が経験した女の中でセックスに関してこれ程貪欲な女はいなかった。それが自分の母だと思うと怖くなることもあるが、熟れたスケベな体を飽きるまで味わいたいーそんな男の欲情が抑えきれない。親父が家出てしばらく経った。恵子は玄関で隣のおばさんと話し込んでいる。それを横目に俺は部屋に入り、フォトシアターの準備に入った。これを見ながら恵子がどんな風に乱れるかが楽しみだ。