「初体験板から移行しました」
小さな頃…母と当たり前のように風呂に入り母の胸を好きなだけ触っていた記憶が微かに脳裏に浮かんでいた…。
僕はドキドキしながら大きく深呼吸をしてから、風呂場への扉を開けた…。
「キャー!!た、たく!な、何してるのよ!!」
母は一瞬、奇声をあげ驚いている…あまりにも不意をついたのか身体を隠す事も忘れているみたいだった…
「あっ!が、母さん…な、なんで……」
僕は酔った口ぶりをし、そして驚いたふりをして風呂場にわざと転んだ…
「たく?大丈夫?」
母さんは…浴槽から僕を覗き込んでいる…。僕は頭を押さえて痛てぇ…を連呼した。硬直した下半身を隠す為に母には背を向けている。動かない僕を見ながら母は浴槽から出てきた。
「たく!大丈夫?…」
母は僕の肩に手をあてていた。
「痛てぇ……」
僕は唸るような声を出し母の気を引こうてしている…。
「たく!……誰か呼ばないと……」
独り言のようにつぶやき…母は大声で父や妹を呼ぼうとしていた……。
呼ばれたら全てが水の泡。僕はとっさに…
「か、母さん…だ、大丈夫だから…」
「だって怪我でもしてたら…本当に大丈夫なの?」
「大丈夫だから…みんな寝てるから起こさないで……」
正直…僕の声は震えていた。もちろん家族を起こされる恐怖と…待ちに待った母が僕の後ろで…全裸でいるから…。
「ご、ごめん…俺酔ってるから…母さんがいる事に気づかなくて…痛てぇ…」
恥ずかしさが込み上げ背を向けたままでいる。
「もう…父さんもあなたも飲み過ぎるから…本当に大丈夫なの?頭打たなかった?」
母は心配そうに、僕の顔色を見ている…多分?まだ下半身に気づいてないだろう…
その時!母が我に返ったのか裸である事に気づいた…
「ち、ちょっと待ってね…タオル取ってくるから!」
まずい!僕はとっさに母を呼び止めた!
「母さん!」僕は手を伸ばした…母はタオルを取りに行くのをやめ僕の手を握りかえしてくれた…。
その時、初めて僕は母さんの裸に目をやった…。
「たく…」
母は優しい顔をしている…そして母の胸や下半身はあらわになっていた…
母からすれば僕は単なる息子…隠すという警戒よりも僕を心配してくれている様子だった……。
『続く…。』ごめんなさい。一気に書き上げる時間がなくて…すいません。