「ただいまァ」
俺が家に帰ると、母はソファで横になって眠っていた。ピンクのバスローブ
をまとって、脚を曲げているため太ももまで丸見え状態。スヤスヤと気持ち
良さそうに眠っている。
(何だ寝ちゃったてんのか…)
「お母さん!」
俺はお尻の辺りをポンポンと軽く叩いたが起きない。
「お母さん!」
少し声を強めた。身体をビクッとさせて母は目が覚めたようだ。
「こんなところで寝たらカゼひくよォ」
「カズ~、6時までには帰るって言ったじゃな~い」
母はご機嫌斜めなようだ。ゴールデンウォークを前に、親父は趣味の渓流釣
りで家を空けるので、今夜からは俺と母の二人だけ。早く帰ってくると約束
していたが、連休を前に仕事が片付かず遅くなったのだ。
「ゴメン、仕事が片付かなくてさァ」
「今夜から二人だけだから早く帰ってきてって言ったじゃな~い。ダメよォ
~、早く帰ってこなきゃァ」
「ゴメン、ゴメン」
「ヤダ、もォ~」
母は俺の首に手を回して顔を近づけてくる。母なりに精一杯甘えてきてくれ
ている。俺はすねて、甘えてくる母をとてもいとおしく感じた。そして、激
しく俺は欲情した。着替えも済ませてないのに、俺のペニスは激しく勃起し
てズボンを突き上げてくる。
頬にキスして、母は俺の唇にキスしてくる。
「寂しかったんだからァ」
「なんだよ母さん。そんなにしたら、ここでしちゃうよ」
「しょうがないなァ、カズ、若い女のいるところに行ったんでしょう」
「どこにも寄ってないよ」
母は俺の上着を取ってポケットに手を入れだした。
「なんか入ってるんじゃない」
「何もあるわけないって」
まさか母がこんな行動に出るとは思わなかった。嫉妬深い新婚夫婦の妻のよ
うだ。
「だってお母さん、カズのこと心配なんだものォ。わかってよォ」
母は俺の上に覆いかぶさるようにして、キスしてきた。寂しかったのもあっ
ただろうが、たぶん待ちきれなくなっていたようだ。
「お母さん、お風呂のしたくしてくるから」
「うん、俺、着替えてくるよ」
俺は風呂に入って部屋でベッドに横になって母を待った。母は片付け物をし
て部屋に来た。黒のシースルーのベビードールを着ていた。
「キスして」
母はベッドに俺の隣に来た。舌をからませ、唇を重ね合う。
母は身体をずらして俺の裸の胸に唇をつけてきた。
「今日はいつもと違うね」
「だって、今日から二人きりなんだもの」
そう言って俺の乳首に唇をつけ、舌先でコロコロと転がすようにする。
俺はくすぐったかったが、黙って母にされるがまでいた。
手は俺のボクサーパンツの上から勃起をなぞる。太さや硬さを確かめるよう
に、何度も何度も撫でさする。
「カズ、お母さんに精子ちょうだいね」
母は俺のボクサーパンツを脱がせてくれる。
母はそそり立つ俺のペニスに迷わず唇を這わせる。
キスもおしゃぶりもこんなにも好きだったとは、自分でも思っていなかった
そうだ。ペニスを口に入れ、ゆっくりと上下させる。片手は袋を揉むように
してくれる。いつになく積極的な母だ。
俺が母の身体に触れようとするが、母は身体をずらして拒む。しゃぶるのに
集中したいようだ。