我が家は現在母子家庭。
父が62才で亡くなるまでは3人で住んでいたが、今は父と10才下の母と二人
で暮らしている。二人で暮らすようになって半年位から、母を女として意識
するようになり、母もそんな私の目を気にする様になった。お互いが相手を
意識しだすと、そこは同じ家に住む男と女だ。二人が結ばれるのにそれほど
時間はかからなかった。お互いが相手を欲していたので、最初は、悔いた部
分もそれなりにあったが、回を重ねるに従い、肝が座ると言うのだろうか?
母も私も、特別それを複雑に考えなくなった。
母は亡くなった父に若干気兼ねを感じているようだったが、私に対しては、
一人の女として抱いて欲しいと言っている。
普段は仕事もあり、普通の親子として生活している方が多いが、休日は
様子が変わる。どうしても、二人一緒の時が増える。そして、行きつく先は
いつもセックスだ。大抵、母が押入れから蒲団を引き出す。
それを、部屋の中央に延べる。母が準備している姿を私は傍で見ているのが
日課だ。蒲団を敷き終えると、母はそのまますぐ、その横で服を脱ぎ始め
る。いつもほとんど裸だ。裸のまま蒲団に横たわる。
母に会わせる様に、私も同じタイミングで、横に並ぶ様にして母を抱く。
特別な話はしない。目的はひとつしかないから、直ぐに始める訳だ。
優しく母を愛してやる。女として感じさせてやることが、この関係を保つ秘
訣みたいだ。最近それがよく判る。母が母親から、女に変わっている証拠だ
と私は勝手に考えている。