私が18歳の今頃、就職をするため戸籍謄本を見て、母と父が実は実の兄妹
だということがわかりました。
私には兄がいますが、私と兄の欄にも母の名前はあっても父の名前がなかっ
たのです。私は不思議に思い、母の戸籍を調べたら、一度も結婚をしていな
く、ずっと母と母の兄である父と一緒に住んでいたことがわかりました。
そのことを母に聞くと、涙を流して語ってくれました。
母と父は実の兄妹で、母と父が幼いころ両親が亡くなり、親戚を転々と回さ
れたそうです。どこも生活が裕福でなく、学校も行かせてもらえずつらい仕
打ちを受けたそうです。
そして、父が大きくなり働き出したのを機に、二人は小さなアパートを借り
暮らし始めたそうです。
アパートは一部屋で、当時布団も1組しかなく、ストーブを買うお金もなく
寒いときは1組の布団で兄妹抱き合って寝たそうです。
そして、二人は兄妹であることよりも恋人と思うようになり、いつしか愛し
合うようになったそうです。
その結果、あってはならないことがおき、父が20歳、母が16歳のとき兄
が生まれ、その3年後に私が生まれたそうです。
そして、兄妹で子供が出来たことを近所の人が変に思うと、二人は知らない
土地に引っ越したそうです。
母は、「あんたたちにはすまないと思っているけど、兄であるお父さんを愛
しているの。それはどの夫婦よりも負けないわ。」と言っていました。
しかし、そのことが原因なのでしょうか、小さい頃はそんなに思わなかった
のですが、私の兄に脳障害があるのです。
兄は今24歳、ある施設で働いています。今ではずいぶん進行し、テレビを
見ながらよだれを流し、時には裸で家の中を歩き回ったり、時には家族の前
でおちんちんを触ることも。その為母が施設までの送り迎えをし、付きっ切
りなんです。
私は21歳で、ある建設会社で事務をしています。
半年くらい前の夏のこと、私はとんでもないものを見てしまいました。
それは、私が風邪気味で、会社を早退したときのことなんですが、私が家に
帰るとなんと母と兄が一緒にお風呂に入っていたんです。
その頃父は出張中で、いつもは兄がお風呂に入った後、裸で歩き回るのを防
ぐため、母が兄に服を着せるのを手伝う程度なんです。
それも夜のことで、こんな昼間からなんて。
それにお風呂のガラス戸から見える姿は、なんと母が兄のペニスを口でくわ
え、兄の手が母の動きに合わせ頭を持っているんです。
そして、時には母が兄のペニスから口を離し、手でしごいているんです。
「どう、裕也、出そう。」母は兄の顔を上目使いで見、手を前後に動かして
いました。私は気づかれてはまずいと思い、その日は夕方までだるい体を引
きずり、街を歩いていました。
最近、兄が自分の部屋で裸になり、おちんちんを触っているのを見かけま
す。母はそんな兄を不憫に思ったのかもしれません。
その日から、私は母と兄をそっと観察したのです。
ある晩、その日も父は出張で家にいなく、私が夜中にふと目を覚ますと1階
の母の部屋からゴトゴトと音がするのです。
私はそっと下に降りて行き、母の部屋を静かに開けるとなんと母と兄がベッ
ドの上で裸になり、抱き合っているのです。
兄が裸で仰向きになり、母も裸で兄の腰に跨り、腰を振りながら上体を前に
倒し兄に抱きついているのです。兄は手を母の背中に回し、口からはよだれ
を出していました。
「裕也、気持ちいいかい。お母さん、もういきそうだよ。お母さんの中に出
してもいいからね。いっぱい出してもいいからね。」
母は兄を抱きながら、そんなことを言っているのです。
私は母に気づかれないようにそっと2階へ上がりました。
母は今41歳、まだまだ生理があるはずです。あの様子では、避妊している
のでしょう。そんなことをまさか父に言えません。
でも、そのまさかが起こってしまったのです。