美穂の監視を潜りぬける様に兄と密会、僅かな時間を
無駄にせず求め合います。今日はスーパーの身障者用の
トイレに駆け込んでパンツを下ろし、スカートをたくし
上げます。其れを見ながら兄の手は取り出した物を扱き
ます。壁に手を付いた私がお尻を突き出すのを待ちかね
た様に、一気に押し込んで私のお尻を撫で回す様に円を
描く兄の腰、『公衆の傍で、実の兄妹がこんな事して
気持ち良くなってます』兄は音を立てない様に腰を回し
ます。兄の陰毛が、クリトリスを弄び、亀頭が私の中心
を掻き立て、一気に粘液が泡立ちます。唇を噛んで堪え
来た声が鼻から漏れ出し、兄の手が慌てて被さり塞ぎま
す。
「うっ」
兄の手に力が入り、奥が熱い物で満たされます。
私はこの僅かな時間に癒しを感じています。美穂の
視線に怯えながら暮らす家庭が、一層兄を慕う気持ちに
拍車を掛けているのかも知れません。
ほんの数分の逢瀬ですが、今の私にはとても貴重な時
間なのです。