爺が昼間から浴衣の前を拡げて、越中褌からチンポを出してしごいている。
少し大きくなってくると「正一 擦れ!」と当時小学校4年生の孫のわたしを
呼ぶ。爺は60歳になったばかりで前浜の漁師をしていた。
最初は汚いのと薄気味悪いので逃げていたが、家庭の事情で爺と婆に引き取
られて世話になっていることの負い目もあったし、爺を満足させると百円貰
えるのは、小遣いなど1円も無いわたしには何よりも貴重な収入だった。
両手で雁首近くと根元を握って上下に擦ると、爺の唸り声が段々と大きくな
り、やがてひと際大きな叫びとともに、どくっどくっと粘りのある乳白の液
がわたしの手の甲に降りかかってくる。
1年程経った或る日、爺はわたしを膝の上に抱いてパンツを脱がせ、まだオ
ナニーを知らない皮被りのチンポをしごき始めた。下腹部がそれまで経験し
たことのない妙な感じになった頃、もう一方の手で尻の穴を揉み、やがてた
っぷりの唾を付けた指を入れた。わたしは激痛に泣き叫んだが爺は許さずに
チンポをしごき続けた。
何度か経験するうちに、チンポの快感をはっきり感じるようになり、アナル
も快感こそないものの最初の頃のような痛みはなくなった。
爺がわたしを弄ぶときは必ず前と後ろを同時に責めるので、何時の間にか前
だけでも後ろだけでも逝ってしまうようになっていた。
わたしが爺の肉棒を体で受け入れるようになったのは、それから間もなく6
年生になった頃のことだった。出来なかったフェラチオも爺に褒められるほ
ど上達し、小遣いも月千円を貰えるようになった。
婆は、爺とわたしのことを知っていて見て見ぬふりをしていたらしい。当時
婆は50歳を過ぎたばかりで、寒村の漁師町に一軒だけの居酒屋でアルバイ
トをしていたが、男にだらしがなく爺といさかいが絶えなかった。この後わ
たしは数年の間婆と肉体関係を持つことになった。
今は既に爺も婆も他界しわたしは35歳、一度結婚したが当然のように失敗
に終った。