淡いグリーンのシルクのブラウスに、同系色でやや濃い目のフェレアースカ
ート、ブラウスの下から透けて見えるブラジャーが妙に艶めかしく見える今
日の母の姿です。
「待った?」
母が開口一番そう尋ねてきました。
「30分くらいかな、待ったと言うほどじゃ無いよ、・・・久しぶり。」
私は母に挨拶をしました。
「そうね・・元気だった?」
母はその身体を私に摺り寄せながら、私の言葉に返事を返しました。
「話は列車の中でしよう・・。もうすぐ入線するはずだから。」
「私,お弁当とお茶買ってくるわ・・」
母は旅行バックを私に預けると、少し先にある弁当売り場の方に向かいまし
た。一ヶ月ぶりに見る母の姿、もはや私には母の匂いは感じられない。
そこにいるのは、まぎれもない一人の熟女でした。上から下まで全て私の意
のままになる女です。改めてその後姿を眺めていました。
「そういえばここグリーン車のところでしょう? いいの?」
母には言っていません。個室を確保した事は。
「たまには言いと思ってさ・・バイトで稼いだお金で親孝行さ!」
「無理しちゃって・・フ~ン」
列車が入って来ると2階建ての車両が目の前に止まりました。
「アッ! 2階建てなんだ・・私初めてよ・・すごい・・やったね!」
母が手放しで喜んでいる様でした。
「でも・・残念ながら2階席じゃないんだよ・・」
中に入ると階段を下がり、指定の個室の前に立ち止まりました。
「ウソ・・ここなの・・個室なんだ・・信じられない。」
「ここなら2人切りでユックリ出来るだろう・・?」
私はそう言ってから・・・
<出来る・・? そうか・・ここなら・・出来るんだ・・。>
と・・そんな事を改めて思い直したのです。
母も同じ様な事を思ったのでしょうか?
「***君、変なこと考えてるでしょう・・?ス・・ケ・・ベ・・。」
母が座席に座りカーテンを開こうとしました。
「今は開けないほうがいいよ・・ホームから丸見えだから・・」
私は母にそう説明しました。
「それより・・おいでよ・・」
私は母を膝の上に招きました。
「カーテンしてれば外からは見えないから・・ね!」
「モウ・・いやな子・・」
母を膝に乗せ、母と唇を合わせていました。
検札が来た後、・・下車駅の豊橋までは2時間あまり・・、私の頭の中ではす
でに卑猥な想像が始っていました。
今回の目的地は湯*温泉、川のせせらぎに面した、山間の静かな温泉地で
す。長いキスを終えると、気のせいか母の顔が上気したように思えました。
「やっと逢えたね・・すごくこの日が待ち遠しかった・・喜美江は?。」
私は母に言いました。
「馬鹿な事聞かないで・・この前言ったでしょう。覚えているくせ
に・・。」
それは、何日か前の事でした。母と定刻のテレホンコールの時、在京中の私
とのセックスライフの激しさからか、母の身体がその感覚を覚えてしまった
らしく、夜な夜な身体が疼いて困る・・と私に言いました。
「あの人とは、その時までは絶対にしないから・・その間・・」
母がそう言った後、
「ハジメテ、自分でしちゃった・・」
そう告白したのです。
「オナニーしたの?」
「毎日あんなにしたんだから・・しょうがないでしょう・・***のせいだ
からね。」
母が私にそんな事を言ったのは初めての事です。
「淫乱になっちゃったのかな・・?」
母が無性に可愛く思えました。
「テレホンセックスしようか? それで・・お互いにオナニーするの・・」
「やだ・・そんなのいやよ・・空し過ぎるから・・ヤッパリ直に抱いて欲し
いもの・・。」
それがその時の話です。母がこの日をどんな思い出待っていたのか・・。
母を今すぐにでも・・そう思った位に股間が疼き始めていました。
そして・・・
列車が静かに動き始めたのでした。