母の抵抗が少し弱くなった時点で、スカートの下に手を潜り込ませると、シ
ョーツに手をかけました。
「ダメ・・ダメヨ・・時間が無いの・・もうだめ!」
私が何をしようとしているのか察したようです。
「***君、本当にダメダヨ・・もう止めようよ・・ねつ!」
ショーツに指をかけ、降ろしていきました。
「もう・・貴方って子は・・」
母の下半身が無防備になりました。モスグリーンのフレアースカート、それ
を捲り上げると黒々とした草むらが丸出しに・・。
私はその場で立ち上がり、慌ててジッパーを下げ、脱ぐ動作を。
母はそのままの横にされた姿勢で私の行動を見ていました。
「なんでこんな事するの・・私の事困らせて楽しい?」
母の言葉に私の手が止まり、
「帰さない・・もう帰したくないんだ・・喜美江の事・・」
「しょうがないでしょう・・帰らなければ・・もう逢えなくなっちゃうかも
しれないよ。お父さんに私達の事知られて・・それでもいいの?」
「父さんと僕のどっちを愛してるの? 教えてよ・・どっちなの?」
「そんな事言えない・・私言えないわ・・」
母が身体を起こしていました。乱れた胸元を整えながら言いました。
「母さんに僕の気持ち知ってもらうにはこれしかないんだよ・・僕には!」
胸に秘めた思いを私は母に訴えました。
「何もしなければ母さんは帰ってしまう・・当たり前の様に・・なんでそれ
が当たり前なの? 父さんには権利があって、僕にはないの? そうな
の・・?」
母は私の言葉を黙って聞いていました。
「***君、もういい・・もういいから・・」
母が言いました。必死に訴える私の言葉を切る様に。
母の目に涙が浮かんでいました。
「判ったから・・もういいから・・」
母がニッコリと微笑みました。
「それじゃ・・?」
「時間を頂戴・・もう少しだけ時間を、私に考える時間を・・」
母の目は嘘を言っているようには見えません。
私は首を縦に振りました。
「今日は帰らないわ・・もう一日だけ貴方の所にいる・・今はそれで許し
て。」
これ以上母を苦しめる事は出来ませんでした。母の前に立ったままの私のブ
リーフを母が降ろしました。そしてペニスを手にすると、
「もう・・朝したばかりなのに・・」
母がそっと口に含んだのでした。
「父さんに連絡しなくちゃね・・。」
私は父にどんな口実を使うか考え始めていました。どんな嘘を言って・・。