3日目の朝がやって来ました。目が覚めると全裸の母が隣に寝ていました。
母を父の元に帰す日です。矢のように過ぎた3日間でした。
「起きたの?」
母が声をかけてきました。
「起きてたんだ・・寝てるのかと思った。」
「あまり眠れなかった・・。」
母が言いました。
「僕もあまり眠れなかった・・よ。」
「そうなんだ・・同じだね・・。」
母は私の返事を受けて言いました。
お互いに思っている事は同じなのだと思いました。
共に、それを口にするのが躊躇われたのでした。
時間がこのまま止まってしまえば・・そう感じていました。
何を話したらいいか・・意識してその話題から逃げました。
「おいで・・」
私は母を腕の中に引き寄せました。
決して絹の様な肌とは言えませんが、その温もりは心地よかった。
「夕べの***君、とても良かった・・」
母が昨夜の交わりの事をそう言いました。
「喜美江も可愛かった・・素敵だよ。」
「***・・」
どちらとも無く抱き合っていました。裸同士の身体、お互いの温もりを確か
め合いながら唇を重ねあったのです。初めは静かに始めていた軽いベーゼの
つもりが、胸に押し寄せる熱い感情が、いつしかそれを激しいものにさせて
いきました。母も私の激しいキスに黙って応じました。
「アァァ・・***、抱いて・・」
母が言いました。
「母さん!・・・」
私が思わずそう言ってしまいました。
「***、母さんを思い切り愛して・・お願い・・」
お互いに母と息子と言う自覚は失ってはいなかった。
母の身体を下に組み敷く様にして、その上に被さると、まだ何時間も経って
いないにもかかわらず、私達は早朝のオマンコを始めていました。
明るくなった部屋の中で母の喘ぎ声が愛しかった。
夕べあれほど濡らした蜜壺に、まだまだ充分過ぎるほどの愛液を溢れさせ
た。お互いの目が無言の会話をしている。
「アァァ~、モットおくまで・・おくまで・・いれて・・そう・・そう・・
アァァ~~。」
母の歓ぶ姿を見ながら・・この母を送り出さなくてはいけない現実が憎かっ
た。
<行かせたくない・・、ここから帰らせたくない・・。>
そう・・何度思っただろう。
それなのに・・母はその事を一言も私に言ってはくれない・・。
母の胸の内が判らない・・こんなにも歓喜する母に
「僕と離れることをどう感じてるの?」
今にも言い出してしまいそうな・・切ない思いもありました。
今の私に出来る事、それはこの私の熱い気持ちを母の身体に打ち込む事だけ
でした。ただひたすらに・・そして激しく・・。