あくる日息子から真剣な眼差しですべてを告げられ揺れていました。この様な事になった切っ掛けは私の落ち度ですがもしかすると息子との事を断ち切れるかもと甘い考えがありました。その晩息子から再度同じ事を告げられました。私は息子に対し今夜はゆっくり考えさせてと懇願し息子も納得してくれました。が夜な夜な何時息子が私の元へ来るか解りません。するとリビングの方でガチャンと物音がしました。恐る恐るいくと息子が冷蔵庫の飲み物を探してたらしく。「泥棒かと思ったじゃない?」と言うと飲み物を片手に「おやすみ」と自分の部屋へと帰っていきました。結局朝まで息子の事が気になり寝付けませんでした。朝方7時過ぎに息子は朝食を摂りにリビングへ降りてきました。そして朝食を摂り慌ただしく部屋へ戻っていき無造作に着込んだ制服姿で玄関を出ようとした際「今日は何時頃帰って来るの?」の問いに「いいの?今日はいいの?」と大ハシャギし家を飛び出して行きました。