兄が高校生の頃、いつも部屋に鍵を掛けていました。
オナニ-三昧の生活だったからです。
服を着る時間(?)待たされるのが定番で、あわただしく服を着た感じが丸出しでした。
ある時、学校から帰るといつものように部屋に鍵が掛かっていて、ずいぶん待たされたうえ、部屋の鍵を開けて出てきたのは姉でした。
この頃はピッチピチの大学生。
すぐによからぬことを想像したくらい二人の様子はわざとらしいものがありました。
ずいぶん体も発育しかけてましたが私はまだ小学生で、姉はやたらと煙に巻くような言い訳を述べていました。
兄の部屋にはいつものようなあれの残り香もありました。
兄は器官に疾患があり、ずっと長い間田舎の親戚の家で療養してました。
今ではめったなことではわからないほど回復しています。
むしろ下半身はメチャクチャ元気なくらいです。
そういう風に離れていたせいか、あんまり兄妹っぽい感覚がなく親戚のお兄ちゃん的な感じ。
それもあって、私も性への興味が増大しだした頃だけに、妙に生々しい異性として映ったんだと思います。
初体験とかはまだ先だろうとは思いながら、いつも想像では兄が相手でした。
六年生ともなればすでに耳年増ですから、未知への怖さも兄ならって安易な逃げみたいなものかもしれません。
でも、その兄が年上の姉と私には言えない秘密を持ってるかもしれないと考えると、私は必要以上に背伸びしたくなるのでした。
男の兄弟がいる友達から、男のオナニ-とかの話は聞いてました。
兄はわりと無防備に性を解き放った残骸をゴミ箱に放置してましたから、私はすぐに精液の匂いを知ってました。
あの独特の香り…
いつの間にかあの香りがエッチのスイッチ的な役割を果たすようにもなってました。
私に隠れて秘密を持つ二人。
私は兄をもっと自分に振り向かせたくてたまらなくなってました。
続く