兄にぞっこんな葵(37)です。
3つ違いの兄が大好きです。
特に意識し始めたのは私が中学2年生の時、あることで助けてくれたことがきっかけで、兄を男として見るようになりました。
そして兄が私に興味を持っていると知ったのは、高校1年生の時。
それは夜中にトイレに行ったときに偶然見つけました。
洗濯機の中の洗い物の中に、タオルで隠したはずの私の下着が目につく場所にあったこと。
一番最後にお風呂に入ったのは私なので間違いはありません。
それが三日連続で続いて、三日目は下着が裏返しになっていて、おりもので汚れたところが見えていました。
普通なら兄を軽蔑するでしょう。
でも私は、
兄は私のことを一人の女性と見ているんだと、お門違いな捉え方をしていました。
そしてその想いはだんだんと強くなり、兄の彼女になりたいと。
葛藤はありました。
兄を忘れるため同級生と付き合ったこともあったけれど兄を諦めることはできずに、。
その想いを秘めたまま年月が過ぎ、私は兄が入った大学の学生になりました。
家からの仕送りを少なくするためと、私は兄のアパートで生活することを提案します。
そして親公認の二人暮らしが始まりました。
実家では知られていなかった私の生理周期も兄に知られました。
このまま兄に抱かれてみたいという想いが強くなり、私の二十歳の誕生日に想いを打ち明けました。
兄は最初は冗談と捉えていたようで相手にはしてもらえませんでした。
だけど、兄は、兄も私のことを好きだったみたいで。
お風呂は別々で入りましたが、布団は兄の匂いがする布団に。
妊娠するのが怖かったけど、外に出すという兄を信じて。
心臓の音が聞こえそうなくらいトクトクしていました。
唇だけのキスが、舌を絡めあうキスに変わり、兄は胸を触ってきました。
そして間もなくアソコにも兄の手が。
私達がまだ幼かった頃に遊びで触られたことがあったけど、大人の体になってから触られるのは儚い夢だと思っていました。
兄の体重を受け止めるのと同時に、兄の下半身が足の間に入ってきました。
兄にあげたかったのに、兄を忘れるために付き合った元カレにあげたこと後悔してた。
兄に抱かれて満足したけど、まだ感じるまでにはなってなくて。
兄妹の同居から同棲になった日。
初めて抱かれた日から一週間くらいは、寝るまも惜しんで毎晩抱かれて買ったばかりのコンドームはあっという間に空になってしまいます。
ひと月も経たないうちに感じるようになった私。
そんな私をバックとか騎乗位とかの体位で抱いてくる兄。
抱かれるのが好きだけど、舐めていかせて貰うのも好きでした。
私ができない日は口でしてあげたりして、本当の恋人のような日々を過ごしていました。
大学を卒業して一足先に地元に帰った兄は、就職先の女性と知り合い、良い仲に。
兄には幸せになってもらいたいと、私は身を引きました。
そして私も好きな人が出来て結婚して、今に至ります。
兄との同棲したことは一生忘れないでしよう。