正直言うと、初めてのセックスは落ち着いて考えるとそれほど気持ちいい訳では
なかったような気がします。しかし今までにないぐらいの興奮を覚えていました
ので、私は堕ちました。
兄も一回だけ、と言いながらもその気持ちよさに取り憑かれたようでした。
お互いの性欲処理も拍車がかかりました。
今までは親がいない時だけ遊んでいましたが、親がいる時でも目を盗んでお互い
の股間を刺激し合ったり、親が寝静まってからフェラで抜いてあげたりしていま
した。さすがに親がいる時にセックスをする訳にはいかなかったですが、それ以
外のオナニー手伝いは毎日していました。
「次、パパとママが出かけたらセックスしようね」
私は兄にそう言って期待をもたせてあげました。すると兄はいつの間にかコンド
ームを手に入れていて、「今度はちゃんとこれ使うからな」と言ってくれまし
た。
両親は一週間に一回から十日に一回ぐらいのペースで出かけていたので、セック
スする機会はすぐに巡ってきました。
二回目、三回目、四回目とセックスを繰り返すうちに、私もイクことを覚え、ま
すます兄にはまりました。
色んな体位も試しました。騎乗位の腰使いも兄相手に練習しました。兄も私でセ
ックス慣れしていったと思います。
大学生になってからお互い恋人もできましたが、二人とも実家から通っていたの
で夜は私達兄妹の甘い時間になっていました。
彼氏に対して罪悪感がなかったといえば嘘になりますが、兄は特別な存在だった
ので、むしろ彼氏の方が浮気相手のような感覚でもありました。
しかし少しずつですが、兄とのセックス頻度も減っていきました。
大学を卒業し、兄が結婚すると同時に私と兄の関係も自然とおさまりました。