小さい頃弟は体が弱くて別々に暮らしてたからっていうのが踏み込めた最大の要因だったのは間違いない。
中学からこちらの学校に入るからと小六の頃から少しずつ慣らしで帰ってくるようになった。
だから、感覚的には従弟に近いかもしれない。
妹も従兄のように感じるって言ってた。
田舎での長い療養が良かったのか、物静かではあるけど弟はすっかり健康になっていた。
もちろんたまにでも定期的に会っていたから、一緒に暮らしはじめてもすぐに馴染めた。
とりわけ妹はまだ甘えたい盛りの十歳だったから、お兄ちゃんの存在が特別嬉しいようでせっせと世話を焼いていた。
母もそれを微笑ましく思って安心したようだ。
私はちょうど高三で大学入試があって妙に情緒不安定な時もあったけど、不思議と弟には愚痴を溢せた。
今までべったりじゃなかったのが良い方に作用してたのかもしれない。
弟も無事に中学生活を送っているようで、うちの中は安定して時間が流れていた。
その頃の一番の刺激が、家族には内緒で弟とお風呂に入ることだった。
たまたまバッティングしちゃったのを期に、私が乱入するようになった。
半分は悪戯心から、半分はやはり興味だった。
私はずっと女子校で取り立てて出会いもなくまだ処女だった。
要するにおちんちんとかも見たことないし、後学のために参考にしておきたかった。
弟はやはり年頃だから立っちゃうんです。
でも、恥ずかしがらなくていいからと諭した。
健康になったんだからって。
それで背中流しっこしたりが全体の洗いっこになって、おちんちんとか触らせてもらったりした。
なんか気取らなくていい、素の自分が弟には見せれた。
弟も女の裸はやはり新鮮だろうし、マスターベーションは欠かさずしてるようだった。
単純に生で見た裸に感動があって、深い意味はなかったと思う。
私は少しぽっちゃりにも見られるがメリハリはしっかりあったから。
なんとか浪人は免れた。
親戚が持っているアパートも借りれて1人暮らしができることになった。
だから、家を出る記念に弟と一緒にお風呂に入って手でしてあげた。
それからチマチマ里帰りする度にやってあげるようになった。
やってあげるというと上から偉そうだけど、私もしてあげるのが好きになっていた。
母からは月二回は帰るように言われてたのも逆に都合が良かった。
もうすぐ夏を迎える今くらいの時期。
私は予定よりずいぶん早く帰った。
そしたら、弟と妹が一緒にお風呂に入っていた。
脱衣場の扉を開けてすぐに気づいたから身を隠した。
それから表に出て裏庭に回った。
だいたいいつもお風呂の窓は少し開けているからだ。
こっそり近づくとやっぱり左右に5センチずつくらい開いていた。
二人は体中泡だらけで寝そべり抱きあってなにやらそれっぽい事をしていた。