私の姫初めは毎年一月二日の日。
その日は否が応でも兄と弟が帰ってくる。
たとえ病気をしていても怪我をしていても仕事でも帰ってくる。
だから姫初めは二日の夜とは限らない。
私はまだ一度も結婚したことはなく、母が亡くなったあと父に処女を奪わ
れて、その行為に気付いた兄と弟に犯され続け、姫初めが二日になった。
父とは年末ぎりぎりまでお風呂に入ったり、セックスしながら紅白を見て
いるが年が変わるときには体は離れている。
年初め、最初に私の中に入るのは兄か弟と決まっている。
要するに種付けだ。
一番初めは父の子を孕んだが流産してしまった。
それからは父には遠慮してもらい兄と弟のお願いをし孕ませてもらってい
る。
毎年秋になると子供を産み、今では4人の母親だ。
夫のいない母親、世間では未婚の母と言うようだが結婚をしても子供が出
来ない妻はたくさんいる。
でも私の場合子種をつけてくれる兄や弟がいるから、養ってくれる父がい
るから幸せだ。
たぶん私のお腹の中ではもう新しい子種が育っていると思うが、念には念
にと毎年成人式の日の連休には兄と弟、父の3人に抱かれている。