兄の熱く漲ったペニスが私自身を深く貫いて交わっていた。
私は、仰向けでM字開脚に縛られ拘束されてた。
お尻の穴はアナルバイブで塞がれ、モーターのくぐもった動作音が響いてた。
兄は私の反応を確かめるようにして腰をストロークさせてた。
激しく深く突いたかと思えば、時に優しくされて私の股間はクチュクチュと淫靡な音色を奏で続けた。
熱く蕩けた舌を絡め合って今にも登り詰めそうな快楽に浸ってた。
そして、とうとう堪え切れずに私が先に身体を大きく震わせて仰け反ると兄もそれに合わせて熱い精液を私の中へと注ぎ込んだ。
私の身体にきつくしがみついて腰を強く押し付け何度も何度も射精を繰り返した。
その時だった。
突然、今まで経験したことの無いとても大きな揺れ。
地震だ!
それも、とても大きい。
全裸で痴態を晒した姿で縛られている。
パニックになった。
目の前のテレビは大きく揺れて棚から何か落ちた。
兄は私を貫いてまま覆い被さって守ってくれた。
揺れが落ち着いても暫くそのままで、静寂の中で兄の鼓動だけを感じてた。
刹那に、このまま一緒なら死んでも構わないと思った。
今夜は、本当に怖い体験をした。
東日本大震災の時も兄は大渋滞の中を私を探して迎えて来てくれた。
感謝しか無い。
愛してる。