週末の朝…
低血圧で朝が弱い。
ベッドから起き出してトイレに向うと軽い立ち眩み。
便座に座って貧血に怯えた。
9月になって急に秋めいた気温で過しやすくなったけど…
夏の疲れから体調がすぐれない。
暫く、兄のお相手もご無沙汰していた。
ベッドに戻ってもぐり込む。
兄の股間にそっと右手を這わせた。
朝勃ちしてる。
ペニスに指を絡めると更に硬くなった。
「良い?」
そう尋ねてから、私は裸になった。
兄のボクサーブリーフに指を掛ける。
勃起したペニスが引っ掛かった。
久し振りで少し焦った。
剥き出しの屹立したペニスが現れると、口づけをして優しく舐め回した。
舌先で尿道を、唇で亀頭のエラを愛撫しながら睾丸を優しく揉んだ。
気持ち良さ気に腰を仰け反らず兄…
私のツルツルの割れ目も兄の指先が捉えてクチュクチュしてる。
クリトリスのピアスを弄ばれて一気に蜜を溢れさせた。
久し振りのエッチに興奮してた。
「ちな、上になって」
私は兄の身体を跨いだ。
熱く蕩けて緩んだ割れ目が、物欲しそうにそそり勃つ亀頭の先端を捉える。
ゆっくりと腰を沈めた。
兄の凶器のように尖った熱いペニスに貫かれて互いの性器がひとつになる。
蕩けるような至福の時間。
唇を重ねて舌を絡ませ合った。
熱いディープキスを何度も交わす。
女の芯が堪らなく疼く。
「オッパイ、触って」
甘えて媚びた声音でねだった。
性奴隷のくせに、あざとい女。
乳房を執拗に揉まれてニップルピアスを摘まれた。
淫乱な身体が更に火照る。
私は、ペニスを咥え込んだ性器をゆっくりと確かめるように腰を上下にストロークさせていた。
自然と口許から喘ぎ声が漏れる。
火の点いた欲望に従って腰を振る。
騎乗位が好き。
自然と淫らな腰使いでリズミカルにストロークする。
兄に痴態を晒しながら子宮の激しい疼きとともに本能の赴くままに欲望が暴走する。
火照った身体から汗が流れて兄に滴る。
兄も下から突き上げて快感が増す。
いつの間にか兄の両手が私のうなじに掛かっていて…
逝きそうになるとじわりじわりと締められた。
それを何度繰り返しただろう?
記憶が曖昧だけど…
私が逝った瞬間に崩れ落ちた身体を兄が入れ替えた。
大きく脚を拡げた身体にペニスが打ち込まれる。
これでもかと言わんばかりに激しく犯された。
ドクドクと脈打つペニスから何度も射精を繰り返され精液を注ぎ込まれた。
動けずに放心状態でいた。
少し萎んだペニスが口許に寄せられると、私は無意識にわずかに開いた口許から舌を出して舐めたらしい。
虚ろな眼差しを宙に漂わせて…