21才の時に姉と初めて関係を持ちました。当時姉は32才、離婚をして実家へ戻り、1年くらいか経った頃でした。
姉との関係が半年ほど続いた頃、僕は会社がある市にマンションを借ります。その数ヶ月後、僕を追ってくるように姉がここへ一緒に住み始めるのです。
母に隠れるように、姉とは何度か関係はしていました。しかし、一緒に住み始めることで、今まで見えなかったことが見えてきます。
引っ越し初日は土曜日でした。夕方近くに現れた姉は肩に大きなバッグを担ぎ、僕のマンションへとやって来ます。
すぐに『私の部屋、片付けてくれてるやろうねぇ~?』と言う姉。言われていた通りに朝から掃除をし、ちゃんと姉用に1部屋を空けています。
ベットに布団、衣装ケースまで購入しています。それでもテレビを見た姉は、『プレステかスイッチは~?』とゲーム機がないことを突っ込んで来ました。
それからの姉はテキパキと動き、キッチンには茶碗にお箸、洗面所には歯ブラシとコップ、そして扉を閉めて自分の部屋を片付けていました。
あとで見せてもらいましたが、透明の衣装ケースにはいろんな色が目立ち、それが下着類であることが分かります。
色だけではありません。材質や形、僕の見たこともないものもいっぱい持って来ているようです。
引っ越しに嬉しそうな姉を見て、少しほおっておいてやろうと僕は洗面所へと向かいます。そこには、僕のものと並べるように姉のものが置いてありました。
それを見て少しほくそ笑んだ僕は、そのままお風呂場の扉を開けました。知りませんでした、姉は風呂場にまで持ってきた荷物を置いていたのです。
それは鏡、10センチ程度の小さな鏡でした。
『なあ?風呂場の鏡、何に使うん?』と聞いてみました。『掃除。』、姉は面倒くさそうに答えます。
それを聞き、『ああ、風呂場の見えにくいところの掃除に使うのか。』と自分なりの解釈をした僕でしたが、違っていたようです。
『アソコの掃除!鏡がないと自分で見えんでしょ!』と言われ、本当の使い方を知らされるのでした。