俺と姉(ゆみ)は2つ違い。
高校の時からやってる。
理由は必然だと思ってる。
クズ親は2人とも消えた。
親父が女作って行方不明。
オフクロも、負けじと男作って消えた。
残されたゆみとオレは、これまたクズの親戚で育てられた。
そこの親父はゆみに手を出した。
幸いに未遂だった。
オレが気づいてボコボコにした。
そこの母親は、ゆみを誘ったと罵り飯も与えなかった。
当然、オレも飯抜き。
だから、ゆみに手を出した時に親父をボコって、一家を恐怖で縛った。それから俺たちが卒業するまで支配した。
ゆみは男性恐怖症に陥った。
迫られると過呼吸を起こすようになった。
唯一、オレを除いて。
高校を出て引っ越した。
東京だ。
とにかく金がいる。
その親戚から50万を出させて、都会のオンボロアパートを2人のねぐらにした。
多少ブラックでも構わない。
歩合の濃い会社で売りまくった。
もう、後がない。
とにかく稼いだ。
なんせ、ブラックだ。合法スレスレの商売だ。
消費者センターにもクレーム常連だ。
それでも売れば高卒の俺でも100万という金が入る。
管理職に、とも言われたが、そんなものになる気は無い。
ここにいる連中は、サラ金から摘んで返せなくなった奴とか、リストラされて行き場のない奴ら。
そんな奴らの管理職なんてゴメンだ。
ゆみも何とかパートで働いた。
この頃にはゆみとの関係は既にあった。
ゆみから求められた。
俺も素直に応えた。
今では奥さんだ。
「あなた、いってらっしゃい!」
もう「隆太」ではなく「あなた」と呼ぶ。
弁当を作ってくれる。
ゆみは、家事を完璧にこなした。
どこにも行くはずのない俺を、繋ぎ止めたくて必死に尽くしてくれた。
「あっあっ!あなた!いい!あん!あん!」
「ゆみ!出すぞ」
顔や口に出すと嬉しそうに飲み込む。
「美味しい…」
終わるとベタベタするのもいつものことだ。
台所ではミニスカートを捲り上げて、パンティを露わにさせる。
「あん!」
チンポを擦り付ける。
「あっ…そんな…あなた…」
シャツの上からDカップを弄る。
「あん!あっ…いい」
抵抗なんてしない。
パンティの中は準備は出来てる。
かき回すと潮を吹く。
「ダメ!出ちゃう!あっ!」
ピュッピュッと透明なスジが放物線を描いた。
そのままフェラをさせる。
いつのまにかイマラも覚えてた。
バックでお尻を突き出させ、犯すようにピストンするとゆみは喜んで声を上げる。
「あうっ!いや!あん!すごいわ…あなた!あっあっあっ!」
体位を変えて突きまくる。
そして、いつものように顔と口に出す。
トイレでもオシッコをさせると「見て…」と言う。
風呂に入れば、風俗のようにマンコで腕や足を洗う。
それも全てゆみが出来る、オレへの繋ぎ止めなのだ。
いつも行為が終わると「どこにも行かないで…」と呟く。
「行かないよ、安心しろ」そう言うが、その効力も1日しか持たない。
次の日には、また同じ事を言う。
そして同じ事を返す。
仕事は月曜日だけが休みだ。
その気になれば連休も取れる。
売っていれば何をしても許させる会社だ。
人並みに温泉旅行にも、ホテルのディナーにも連れて行った。
ゆみの喜ぶ顔さえ見れればいいのだ。
服も下着も俺好みしか持たない。
「どんなのが好き?」
必ず聞いてくる。
髪も化粧も俺の為にキレイにしてる。
「どこにも行かないで…」
この言葉が、1番俺を繋ぎ止める方法だ。
会社に行く時は必ず「見て」とパンティを見せる。
もう、俺はゆみと死ぬまで暮らす。