私が高校生の時の話になりますが
私には1個下の弟がいて
弟が小さい時は内気でおとなしい性格で
弟が中学生の頃までは
私の言うことを何でもきいてくれ
凄く仲が良かったのですが
弟が私と同じ高校に入学してから
ある日を境に私と弟の関係は
変わってしまいました。
私が高校に入学してからは電車通学になり
私が中学生の時とは違い
高校に入学すると頻繁に痴漢にあうようになりました。
家から1番近い駅までは歩いて30分ぐらいあり
隣町の高校までは1時間以上も
時間をかけて通学していたため
痴漢にあうのは電車の中だけではなく
通学途中で知らない男性につきまとわれたり
駅からの歩いて帰宅途中に身体を触られたり
私が高校の頃は頻繁に痴漢にあっていました。
そして、私が高校2年生になり
弟も私と同じ高校に入学して
私が乗る同じ電車で通学するようになり
私はいつものように部活が終わり駅に向かうと
その日は運が悪く他の駅で人身事故があり
駅には電車を待つ人が溢れかえり
私は1時間以上もの間
駅のホームで待つことになりました。
そして、ようやく電車が到着すると
私は人に押されながら電車に乗車しました。
電車の中はすし詰め状態で
私は身動きの出来ない状態になり
電車が走り出すとすぐに私の下半身に
何本もの手が伸びてきて
私の頭の中は真っ白になってしまい
パニックに落ち入りました。
私の横にいた男は私の手を握りしめ
はあはあと息が荒くなっていて
私の目の前に立っていた中年の男は
私のほうを見ながら薄ら笑いを浮かべ
私はそのとき痴漢に囲まれてることに気づき
恐怖で足が震えてしまいました。
そして痴漢はどんどんエスカレートしていき
スカートを捲り下着の中にまで手を入れて
私の下半身を触ってきました。
私は横にいた男の手を振りほどき
抵抗しようとしましたが
横にいた男はすぐに私の手を掴み返し
自分のズボンのチャックを下げ
私の手を自分のズボンの中に押し込みました。
すると男のズボンの中の下半身が硬くなっていて
私は恥ずかしさの余り顔は赤くなってしまい
涙目で下を向いたまま抵抗できなくなりました。
そして前にいた男が私が怯えているのに気づき
私のブラウスの中に手を入れ胸を触ってきました。
私のブラウスのボタンは外され
周囲の人からも私の下着が見えていたので
私は周囲の人に目で合図をし助けを求めましたが
周りの人は見て見ぬ振りをして
誰も助けてくれませんでした。
そして10分ぐらいして次の駅に着くと
人がどっと降り私も降りようとしましたが
私は両脇から男に腕を捕まれ
痴漢が私を取り囲んだ状態で身動きできず
電車を降りることが出来ませんでした。
そして人がどっと降りた後に
また人がどっと乗ってきたのですが
その中には私の弟がいました。
弟は他の乗客に押されながら
私のすぐ隣に乗り込んできて
弟のほうを見ると
弟も私のことに気づいてるようですが
弟には私が痴漢されてる所を
見られたくないと思い
複雑な気持ちになりました。
そして電車が走り出すと
また何本もの手が私の身体に伸びてきました。
痴漢は前と後ろから私の下着の中にまで手を入れ
私の身体を触ってきて
横にいた男は私の手を掴むと
再びズボンのチャックを下げ
私の手で自分の硬くなったものを
むりやり握らせて上下に動かし始めました。
私はこのままでは痴漢に
何をされるかわからないと思い
すぐ側にいる弟に目で合図を送り
助けを求めました。
弟は私の横の痴漢のすぐ隣にいたので
私が痴漢されてるのに気づいたようでしたが
弟は私が痴漢されてる様子を
ジッと見ているだけで助けようともしません。
そして前にいた中年の男が
私のブラウスの中に手を入れ胸を触ってくると
弟がその様子をしばらくジッと見つめていて
そして一瞬、私は弟と目が合いましたが
弟に見られてることの恥ずかしさと
助けてくれない腹立たしさとが入り混じり
私はすぐに下を向いて弟と目をそらしました。
そして次の駅に着くと
乗客が一気に減り電車が空くと
痴漢は私から離れ電車から降りていきました。
そして私は家に帰ると弟への怒りが爆発し
「なんで助けてくれなかったのよ」
と言って弟に怒りをぶつけました。
すると弟は「ごめん、お腹が痛くて」
私は「はっ、なにそれ」と言うと
私は弟の意味の分からない言い訳に腹が立ち
私は平手で弟の顔を叩きました。
すると弟がいきなり「なめんなよ」と言って
私のスカートを捲り太腿を触ってきました。
私は頭の中が真っ白になってしまい
「キャァー」と悲鳴をあげ
自分の部屋に駆け込みました。
そして、この日を境に弟の態度は急変しました。
この頃から私の下着が頻繁に無くなるようになり
私が入浴してる最中に脱衣所から私の下着が無くなり
弟の机から私の下着が出てきたこともあり
私は弟への不信感が募りました。
そして、うちの両親が焼肉屋を経営していて
いつも両親の帰りが夜中になるため
家で弟とふたりっきりになることが多く
不安な日々を送っていました。
そして私は高校3年生になり
いつものように学校の部活が終わり
家に帰ってシャワーを浴びていると
脱衣所からゴソゴソと物音がしました。
また弟が私の下着を持ち出そうとしてるのが
すぐにわかりましたが、
高校二年生の弟は学校の相撲部に入部していて
弟の身長は180㎝以上あり体重も100㎏を越えていて
私は身長が153㎝しかなく華奢な体格なので
この時期は体力で弟に引け目を感じていて
弟のことが怖くて何も言えなくなっていました。
そして弟も女性に興味が湧く年頃なので
私の下着が無くなるぐらい仕方がないと思い
私は湯船に浸かり知らない振りをして
弟が脱衣所から出ていくのを待っていましたが
弟は一向に出ていく気配がありません。
そして弟は脱衣所から出ていかずに
風呂場のドアの隙間から
入浴中の私の姿を覗いていました。
私は一瞬パニックになり
どうすればいいか分からず
しばらく湯船に浸かっていました。
そして風呂場の鏡に映った弟を見ると
弟は湯船の中の私を見ながら
自分の手を使い下半身を激しく動かし
自慰をしてる姿が見えました。
私は思わず「キャァー」と言って振り返ると
弟の動きが一瞬止まったのですが
すぐに弟は風呂場のドアを開けて
中に入ってきました。
私は急いでタオルで身体を隠し
「お願い出ていって」と言うと
弟は私の前に立ち塞がり
「たまには一緒に入ろうよ」と言って
私の体を上から下まで舐め回すように見てきました。
私は弟の視線に恐怖を感じて
弟に背中を向けながら「やめてよ」と言うと
弟は「お姉ちゃん、いい身体してるね」と言って
私のお尻を触ってきました。
私は「キャァーやめてえ」と言って
弟の手を払いましたが
弟は私に抱きつき
私が持っていたタオルを取りあげ
壁に投げつけました。
そして弟は私を抱き寄せると
片手で私のお尻を触りながら
もう片方の手で私の胸を触ってきました。
私の瞳からは涙が溢れだし
「もう、やめてよ」と泣きながら言うと
力のある弟は両手で私を持ち上げて
私を抱いて自分の部屋まで歩き
ベッドの上に私を降ろしました。
そして弟は「ずっと前から、この体を抱きたかった」
と言って私に覆い被さりキスをしてきました。
私は「キャァーやめてえ」と大声で叫び
力の限り抵抗しましたが、
体重が100㎏以上もある弟の力には敵うはずもなく
弟は「お姉ちゃん、おっぱい大きいね」と言って
私の胸にしゃぶりついてきました。
私は恐怖のあまり泣きながら
「キャァー、やめてえ」「誰か助けてえー」
と何度も大声で叫びましたが、
弟はニヤニヤと笑いながら
私の体の隅々まで触ってきました。
そして、しばらくすると
「ピンポーン」「ピンポーン」「ピンポーン」
と家のインターホンの音が何度も鳴り響きました。
弟がインターホンの音に驚き私を離した隙に
私は弟の部屋を飛び出し自分の部屋へと駆け込みました。
そして私は泣きながら衣服を着て部屋から窓の外を見ると警察官が立っていて、近所の人が私の悲鳴を聞いて警察に通報したらしく、結果的に弟に力で敵わない私は大声を出すことで弟から逃げることが出来ました。
そして、その日のことは両親にも相談できず
その後は弟への恐怖心だけが募る一方で
私は高校を卒業すると弟から逃げるようにして
家を出て一人暮らしをはじめました。
私は正月も実家へは帰っていないので弟と会うことは有りませんが、あの日に弟からうけた心の傷は一生消えないでしょう。