3年前、義姉と私の夫が相次いで亡くなった。65才の兄と60才の私、
一人暮らしの兄の家事の面倒を見てやっていたが、どうせだから二人で
一緒に住まないかという話になって兄妹一緒に住むことになった。
ゴールデンウイークにたまには旅行にでも行こうと二人で温泉に行った。
旅館では夫婦と言うことにして泊まった。
夜中に夢うつつの中で誰かにのしかかられて身体をまさぐられていた。
兄だ。兄さんが・・・どうした・・・兄が耳元でささやいた。
「佐和子、これは夢だよ。夢なんだよ。夢だよ」
兄が私の身体を愛撫しながら着ているものを脱がせて全裸にした。
「あ、いけないわ、兄さん:」
「これは夢なんだよ。夢だからね。夢なんだよ」
兄が私の乳房をもみ、乳首を吸った。あそこに指をはわせてきた。
ああ、これは夢なんだ。夢なのよね。私はあそこが濡れて来るのを感
じた。兄が自分も下半身を脱いでついに合体した。「あああーー、」
「夢だよ、夢なんだからね」
兄はそのいまま激しく腰を振った。私は頭がまっ白になって なにがな
んだか分からなくなった。脳天がしびれて身体が宙に浮いた。
気がついた時は朝で隣に全裸の兄がいた。そのまま昨夜の再現になった。
旅行から帰ったら、二人は同じ布団に寝て夫婦同然の生活になった。