最近少し元気のない息子の春樹が心配になった私です。なにか悩みがあ
るのか体調がすぐれないのかと心配になるのが母親のサガ。そして息子と
二人きりになった週末、思い切って春樹に尋ねてみたの。
「ねえ、春樹、最近元気がないけど、なにかあったの?」
「ううん、なにもないよ。」その割になにか釈然としない態度でした。
長年、母親をしていますから、さすがにそこはわかっちゃう私。
「うん、もう、はっきり言いなさい!なにかあったんでしょ?」
語調を強めて問い詰めたのです。しばらくの間のあと、やっと口を開い
た春樹です。
「…実はある理由で彼女にフラレたんだ、それで落ち込んでたん」目を
ふせて悲しそうに打ち明けてくれたのです。失恋かぁ…って春樹、彼女い
たんだぁ~っと母親的に結構ショックでした。
「どんな理由か知らないけど、春樹の良さを理解できない彼女だった
ら、別れて正解かもよ。」っと。「また、素敵な女性と出会えると思うか
ら元気出して!」とも言って励ました私。
苦笑いしながらも春樹は「お母さん、ありがとう!」といいました。
「でも、また同じ理由で新しい彼女ができても嫌われるかもしれない」
という息子。
「その理由ってなに?」思わず口に出たのです。しばらく間があり、息
子がやっと答えてくれました。
「セックスしようと思ったんだけど、慣れてない上に興奮しすぎて、緊
張MAXのなかで早くいっちゃって彼女からサイテーって言われた、下手くそ
だって!」悲しそうにいう春樹。
まぁ、彼女ができればそういうこともしたくなるのはわかるけど、改め
て息子の口からセックスって言葉が出て少なからず動揺した私です。が正
直に話してくれた息子のフォローはしなくちゃいけません。
「誰でも慣れてないことをすれば緊張するし、時には失敗もします。特
にセックスはデリケートな行為なので、お互いに思いやってすべきことだ
から。早くイッても、時間をかけてまた愛し合えばいいことなので気にし
ないで。セックスも慣れて心にゆとりができれば自然と上手にできるとお
母さんは思っています」っと私。
春樹は私の言葉で結構、落ち着きを取り戻したかのようでした。そして
私の顔をみつめて言ったんです。
「ねぇ、怒らないできいてくれる?ほかの女の人とセックスするのはま
だこわいから、よかったらお母さんが教えてくれないかなぁ?!」「女性
の人が気持ちよくなれるようなところを知ってれば余裕も出てくると思う
んだけど」
普通の母親なら、それはできないってはっきり言うでしょう。でも私の
知らないところでどこの馬の骨ともわからない女を抱こうとしてた息子で
す。また私の知らないうちに大事な息子を取られるより、自分が息子の初
めての女になりたいと思ってしまった私、だから春樹の希望を叶えること
で自分も春樹とセックスする大義名分が作れると思いました。
「春樹、わかったわ。今度の週末、お母さんと練習しましょう」
週末、息子のベッドの上で、女性の敏感な部位、愛撫の仕方、前戯、愛
し合う前のメンタルに関する事柄、体位など大まかではあったけど私自ら
の身体を使って、ゆっくり理解できるように愛し合いました。挿入後、私
達は実の母子でありながら、男女の営みへ昇心できたのではないかという
くらい感じあいました。