甘酸っぱい香りが漂う部屋、私達は全裸で横になっている。お互いに少
しずつだが呼吸も整ってきている。達成感に似た気持ち、満足感に浸って
いた。時折、窓から入ってくる風が心地よい。
先程までこの部屋で私は実の娘のアヤとセックスをしていた。
固かったペニスも次第に落ち着きつつあった。自分のモノにアヤの愛液が
付着していたがあえて拭うのも惜しいくらい、実の娘を犯した感動に浸っ
ていた。
アヤは私に背を向けている、むせぶような鳴き声とともに、時折小さな
肩が小刻みに震えている。彼女のお尻から陰部がはっきりと見えている。
私の放った精液がそこから溢れ出ていた。
9年前、離婚。一人娘のアヤは元妻がひき取った。当時7歳だったア
ヤも現在16歳。娘が私に会いたくなったらしい。まっすぐな父親の愛情
を求めてのこと。でも私は彼女を実の娘として純粋に受け入れることがで
きなかった。長いタイムラグがそう思わせる。実感が湧かなかった。
何より彼女が魅力的に成長していたからだ。
最初は互いにぎこちなかった。それでも少しずつ表面的に慣れていっ
た。互いに打ち解けあったように。少なくともアヤはそう思っていたと思
う。会えなかった時間を取り戻すかのように甘えてくる。娘の肉体的なス
キンシップは彼女なりの意思表示だった。
でも私は父親としてのたてまえと男の本能の間で心の葛藤があった。娘
と父親として過ごす楽しさは確かにかけがえのないものだ。
しかし結局私は自分の欲望の意思に従った。
あるとき、アヤをバイクの後ろに乗せた。私の背に彼女の胸の膨らみを
感じた瞬間に
《アヤとセックスしたい!!》
そう強く思った。 ~つづく~