母に興味があったわけでも、女として見ていたわけでもありません。
ましてや近親相姦なんて、これまで一瞬たりとも考えたこともありません
でした。
そんな時、私たち親子(母子)の関係を大きく揺るがす出来事が起こりま
した。
事は外からの要因によるものでした。
当時、母は五十路前の48歳で、私は24歳で社会人でした。
ちなみに父は53歳でした。
この時、母は買い物があり、電車に乗ってデパートに行ったのですが、
デパート近くの路上において私より若い学生風の男に声を掛けられ、
付きまとわれるという事件が起こったのです。
母は男には会ったことはなく、男は母を誰かと間違えたというか、
完全に誰かだと思い込んでいたようで、「○○さんですよね。」とか
「○○さん、俺、ファンなんです。」とか言ってきたようで、
母が「違います。人違いですよ。」と言っても全然納得せず、
ずっと付きまとわれ、買い物どころではなかったようでした。
どうしたらいいかわからなくなった母は、怖くなり交番に駆け込んだ
ようで、そこでようやく男は立ち去ったようでした。
でも母は、どこかで男が待ち伏せしているかもしれないと思ったようで、
仕事中の私の携帯にLINEで「交番まで迎えに来てほしい。」と
連絡してきたのですが、突然のことで何のことかわからず、職場で席を
外して母に電話して、状況を確認したので、職場には適当な理由を言って
早退させてもらい、母を迎えに行きました。
交番に行くと母が座っていましたので、警察官にお礼を言ってから母を
家に連れ帰りました。
帰宅途中、母から詳しく話を聞きましたが、母は男が人間違いをしている
と強く言っても全く聞かず、最初は芸能人の誰かに間違われていると
思ったようですが、男がHなことを言ってきた内容から、AV女優と
間違われていると気付いて怖くなって交番に駆け込んだとのことでした。
出掛けるので続きはまた書きます。