実の娘を連れての実家への帰省。
私の両親は、年に一、二回しか会えないので大喜び。
身内も集っていたので、娘は質問攻めにあっていました。
≪大きくなったね~≫ ≪綺麗になったね≫
≪彼氏はできた?≫ ≪お父さん、心配でしょうね≫
ときに 私の表情を伺いつつ、対応に追われる娘の心情に
複雑なものを感じる私でした。
実家をあとにし、帰路にもどるときに
娘は、思い出し笑いをしながら、私に話しかけてくるのでした。
「ねぇ、おとうさん!おばちゃんが私に彼氏の有無とか訪ねてた時
お父さん、不機嫌な顔だったよ槌」
「素敵な男性と出会うと綺麗になるっていうからなぁ」
身内の何気ない一言で、私達父娘はどぎまぎさせられました。
そして私達は、帰宅途中にてラブホに立ち寄り、
会えない時間を取り戻すべく、懸命に愛し合ったのです。
手を合わせた、私のご先祖は、私達の関係をあの世から
どういった面持ちで見ているのでしょうか?
そんなことを考えながら
行為後、私の横であられもしない姿で横たわる実の娘を眺めながら
そんな思いにふけるお盆でダりました