母が僕の寮にやって来た。
僕はある私立高校の寮に入って学校に通っている。
小さい頃から病弱だったから、母は、何でも僕の言う事は大抵の事は聞いてくれてました。
あのとき…ホームシックだった。具合が悪って2日も授業を休んでいたので、寮長が家に電話したらしく、突然母が来たのです。
母の姿を見て、気分良くなっていたので、「少し体力をつけよう」と言う母の言葉で、許可を貰って外に出ました。
国道沿いのファミレスで食事し、母の運転で少しドライブする事になったのです。
楽しかったです。。
「何か欲しい物はないの?」
「別に・・」
「困っている事はない?」
「・・・」
「お母さんで出来る事があれば何でも言ってみなさい」
「俺、今、凄くセックスに興味があって、それで勉強に身が入らないんだ。だから腹の具合が悪いなんて本当は嘘だったんだ」
「どうしてそんな嘘を言ってまで勉強を休むの!そんな事は今に社会に出てから沢山経験出来ますから、今は考えなくていいのよ」
「でも駄目なんだ、気が散って勉強にならないんだ。ついオナニーしちゃうんだ。」
「困ったわね・・じゃお母さんはこれで帰るから、とにかくしっかりと気持ちを切り替えて勉強してね。来年は卒業なんだし」
「母さん、今度はいつ来るの?クルマで3時間もかかるのだし、もっとゆっくりして行ってよ」
「だってゆっくりなんか出来ないじゃないの、ただこうしてあなたと走り続けるだけだし。もう午後1時にもなるのよ」
「当分は来ないんだね?」
「用事がなければ、母さんもパートがあるから、そんなに休む事はできないのよ。だから今度はたぶん2ヶ月くらい先になるかも知れないわ」
「じゃ頼みがあるんだ」
「何なの?」
「もう二度と言わないから、今日、母さんとしたいんだ!」
「何、馬鹿な事を言うの、この子は。そんな事は許されない事なのよ!親子でそんな事するなんて」
「分かっていて言ってるんだ。そうじゃないとまた明日から勉強に身が入らないし、外には遊びにいけないからモヤモヤして夜も眠れないし…」
「……」
「頼むよ、中には絶対出さないし、ただ母さんの身体を借りたいだけなんだから」
「借りたいだなんて、私は道具じゃないのよ」
「一度だけで、もう絶対二度とは言わないから。今日だけ僕の言う事を聞いて欲しいよ!」
「困った事を言うのね。じゃ本当に今日だけよ。お父さんには内緒よ。どこへ行けばいいの?まさかクルマの中っていう訳には行かないでしょ」
「この先にラブホがある。そこに行ってよ!」
とうとう根負けした母は、僕の言うことを“今日一度だけ“ということで聞いてくれました。