私は18時過ぎに会場のマンション着いて、仕込みのお手伝い。
今夜の夕食のメニューはすき焼き鍋。最高級の牛肉をたっぷり買い込んだらしいです。
1パックに5枚くらい入っていて2500円とか。それが10パックくらいありました。
赤みの柔らかそうなお肉です。Yさんは休みなく、自ら鍋奉行になってみんなに振る舞います。
私はすでに5~6枚ほど食べておなかいっぱい。
これからみんなでセックスするぞ、という直前に精力の付きそうな夕食をみんなで囲んで食べるという光景は、
「食と性」のつながりを滑稽なほど暗示させて、なんだかおかしかったです。
最高のお肉をみんなで只で食べて、そのあとはみんなで只でセックスをする・・・
酒池肉林とはまさにこんなさまを形容するための言葉でしょう。
全員が裸の上にガウンという異様な衣装も、かえってアットホームさがにじみ出てよかったです。
事前に全員がシャワーを浴びてガウンに着替えるように促されたためです。
衛生面もしっかり考えられたイベントのようです。もちろんコンドームは必須でした。
1時間弱くらいが過ぎたでしょうか。「じゃあーーー撤収ーーー!」というYさんの一声で、
料理とお皿とコップがあっという間にキッチンに片付けられました。いよいよ性の宴のはじまりです。
6畳の和室に黒いマットを2枚敷いて、コンドームを準備していざプレイ開始!
ほんとは押し入れの中に、さまざまなオモチャや衣装が入っているのだけれど、今回は使わず。
ローションや電マを常備していれば、もっと良かったのにとおもいました。
ちなみに私は、夕食の自己紹介の時に「性別変更した女性」として、すでにみんなに紹介されていました。
「いちおう女性なんだから、もっと大事に扱ってあげなよ」とはYさん。
「ブラジャーもしているの」と胸をさりげなく触るSさん。
それが悪意や差別心からではなく、ただ率直に好奇心から言っているのが分かるので、別に悪い気はしませんでした。
ただ、やはりこういう場では、生まれながらの女性が一番のゲストだと言うことを思い知らされました。
部屋の電気を暗くして、まずはM♀さんとS♂さん、C♀さんとJ♂さんがそれぞれペアになってプレイ開始。
女性2人はとにかく小柄で細い。Cさんは30代後半、Mさんは40代前半くらいでしょうか。
2人ともどちらかというと地味め。Cさんは美人ではないけれど、どことなく愛嬌があり可愛らしい。
Mさんは表情がとぼしく疲れ切った主婦といった感じで、ものすごく地味な印象。
ところがこの2人がいざプレイに入ると、とんでもない淫乱に豹変するのを目の当たりにしました。
その地味な見た目と淫乱さのギャップに完全にやられました・・・
ホンモノのスケベな女性が存在するとしたら、この2人がまさにその名にふさわしいかも知れません。
私はまず、Jさんとイチャイチャし合っているCさんを責めます。
おっぱいと乳首を指と舌で刺激して、だんだんと下の方へ移動しながら、お腹を舐めたりキスしたりしました。
Cさんのか細い手は、なぜかガサガサで腕毛がワサワサ茂っているのにビックリしたけれど、
おっぱいからお腹、太ももにかけての肌はスベスベしていてふっくら、とても柔らかくてキメが細かく、
正直うらやましかったです。おっぱいはAカップで貧乳だけど、お餅のようにモチモチしていました。
あそこは薄毛で狭くて小ぶり。暗がりなのでよくわからないけれど、小陰唇が幼児のようにきれいで色の沈着がありませんでした。
クリは外側からはみえず、愛撫しても包皮から露出してこなかったです。
肌のふっくらとした柔らかさは、やはり生まれながらの女性には敵わないと感じましたが、
肌のツルツルさは負けていないと思いました。
手マンとクンニの同時責めで、ひたすら愛撫をつづけました。
膣がせまく指一本でもキツイくらいなので、指を根気よく優しく出し入れして、濡れてくるまで刺激しました。
勢いあまって強く動かしすぎて「イタイ!」と言われてしまいました。
このまま逝きそうな勢い、というところで、こんどはJさんのペニスを手コキとフェラチオで刺激。
Jさんのペニスは、勃つ前はすごく小さいのに、勃起すると巨大な肉棒に大変化。
実感で10倍くらいは大きくなった印象がありました。
十分勃ってきたところでJさんはCさんに挿入。
さきほども書きましたが、私の役割は何となく決まってきていて、
女性2人に男性陣が挿入する前に、前戯としてレズプレイで責める役。
具体的にはクンニと手マンでひたすら責め立てて逝かせる寸前まで性感を高めておき、
同時に乳首を舌と指で刺激すること。さらに挿入する前の男性陣のペニスをフェラチオして、
カチカチになるまで勃たせること・・・まるで杵と臼でお餅をついているのを連想させるかのように、
わたしと男性陣の抜群のコンビネーションでCさん責め立てました。
Jさんは正常位でCさんの中で果てました。
さっきまでとなりで、Mさんに挿入していて果てたSさんが、
今度はCさんのほうにやってきました。JさんはパートナーのMさんのほうへ移動しました。
私がまたCさんをクンニで愛撫していると、Sさんは、後ろからバックで私のアナルに挿入してきました。
はじめて3Pというものを経験しました。いやCさんの口にYさんがペニスを入れていたから4Pかも知れません。
バイセクで性別変更したわたしが、このイベントに呼ばれたのは、
きっとこうした乱交パーティーでは1人で何役もこなせる存在は重宝する、という面もあるのでしょう。
いわばスパイス役、クッション役です。私は女性と性行為するのは、男性に性別変更した元女性とのプレイを除けば、
結婚時代以来、じつに12年ぶりでした。女性に性別変更してからは初めてだし、2人同時に相手をしたことも初めてでした。
(下につづく)