「ナツちゃん、輪姦と複数の違いって、何かわかりますか? 何人かで協力して女性を責めるのが複数、一人づつして、交代していくのが輪姦ですよ。」
森さんは喉が渇いたという私に、スパークリングワインをむりやりボトルごと口を付けさせ言います。
お酒は飲めるけれど、フラフラになってのワインのラッパ飲みに頭は朦朧としていきました。
そのままベッドルームへ連れて行かれ、ようやく縄が解かれます。
なぜ森さんがそんなことを言ったのか。
たぶん、ベッドルームに移動してからが輪姦プレイに変わるということだったのでしょう。
「じゃ 最初はド変態のイトウちゃんから」笑い声が起こります。
「コレ、ほんとにめちゃくちゃしちゃっていい?森ちゃんのお気に入りでしょ?」
イトウさんは私の胸をモミながら聞きます。
「当たり前でしょう。たまたまスカウトしたって言ったって、僕の彼女でも何でもないですよ。
皆さんのために、手も付けないし、遠慮なく思い切り楽しんでください。
あ、でもこの後、ナツちゃんは第二部があるんで壊さないで下さいよ」
うわぁ、マジ?この後もあるんだ!ナツさんは相当好きなんですね!何本咥えるんだ!バイキングじゃないんだぞ!
どっと笑い声があがり、守ってくれると言った森さんは みんなと笑いながら部屋を出て行ってしまいました。
誰も守ってくれない・・・好きにしていい。
まるで価値のない物になった私。
私は改めて、こんな場所に一人でいる不安と絶望を感じていました。
でもイトウさんはいきなりキスをしてくると、顔を舐めまわし押し倒してきます。
「ほんとにキレイ。好きだよ」
さっきまでの口調と変わり、私の胸にしゃぶりついてくるこのオジサンが、なぜか私はホッとするとともに、なんだか可愛くなり、背中に腕をまわしました。
さっきまでは顔を見ることもできなかった人。その顔を見て、抱かれました。
「イトウさん、すごくステキ。もっとちょうだい」
舌をからめると、イトウさんは私を力いっぱい抱いて、思い切り腰を振って突いてくれます。
「気持ちいい。おちんちん、奥まできて」
ベッドの上にいたもう一人の男性のものを咥え、大きな声を上げると私もさらに腰をふっていました。
イトウさんが果てると、すぐに脚がまた大きく開かれ、今度はユウヤくんが間髪を入れす挿入してきます。
「すごい色っぽいです。」ユウヤくんは今度は激しく動かず、ゆっくりと腰をグラインドさせて、私の膣内をえぐるように削ってきます。
「あ、すご・・・い」思わず挿入されたままプシュッと潮を吹くと、ユウヤくんも「わぁうれしい」と強く抱きしめてくれます。
気が付くと縄師が枕元にすわり、私に舐めるようにいいつけました。
ユウヤ君に代わり、整体師だという男性があぐらをかき、私を膝に乗せて挿入してきました。
「さすがヨガをやってるから、体幹トレーニングが出来てるなぁ」
的確な動きに、もうわたしの膣内はヒクヒクと痙攣しっぱなしで、ベッドにかけられた真っ赤なサテンのカバーに大きなシミができています。
最後は縄師がその日、初めて私に挿入してきました。
「どこに出してほしいんだ?膣内か?」動きながらもうしびれるほど腫れあがったクリをいじられて、叫び声をあげている私に聞きます。
「嫌~、外に、そとに出してください」すると彼は私の顔に勢い良く精子をぶちまけてくれました。
「あ~あ、何やってるんですか!第二部があるのに・・・・」と森さんが笑いながら入ってきます。
シャワーを浴び、部屋にもどるとまた拍手に迎えられました。
部屋はきれいに片づけられ、みんなはもう洋服を着ています。
「久々のスター誕生じゃないですか?みなさん」縄師がいいました。
「こんなに乱れてくれて、みんなが楽しめて、いやらしく受け入れてくれる女性はいませんよ。今後が楽しみになってきましたよ」
並べられた使用済みコンドームの数に驚き、この後の第二部を思うと、また身体の芯が熱くなってくるんです。
私は堕ちてしまったのかもしれない。
あんなに悲しくて嫌だったのに、知らない男性達によろこんで抱かれていた。
「夏美さんはMなんですよ。天性の娼婦って言うのかな」森さんがいいます。
「みんなにまわされて、幸せそうな可愛い顔をしていましたよ。いやらしいなぁ」
混乱した気持ちのまま、ルームサービスのサンドイッチも喉を通らず、第二部の時間ははもうすぐに迫っていました。
「ほら、まだ足りないでしょう。」
つづく