元恋人(鮫さん)と付き合ってた時に、一度だけカップルで募集しての複数プレイをしました。
その記録です。
私が複数プレイがしたいとお願いして、彼と2人でアカウントを作ってみました。
このアカウントとは別のものです。
私がプロフ用の画像を作って、彼がプロフのコメントと掲示板募集の原案を書いてLINEで送ってくれた。
私が書いたらこうならないだろうなって感じの、「自信がある人だけ応募してきて」と言わんばかりのプロフと強気の募集。
だけどすごくちゃんとしてて、それっぽいのがすごい。ちょっと感動したくらい。
内容をチェックして私が少し変えて、送り返して。
それを彼が投稿してくれて。
2人で作ったのが、なんだか嬉しかった。
アカウント共有だから、メールボックスの受信履歴もお互いに見えるわけ。
募集に応募してくれた単独男性と彼のメールでのやりとりが、ぜんぶ読めるのです。
なんかね、すごくたくさん考えてくれてて、しっかりしてて、かっこよくて。
そっちの世界で遊んだ歴が長いから経験値あるし、仕事柄やりとりもすごくちゃんとしてて。
文系の勘で見ても、自分よりも私のことを優先に思ってくれてるのがわかって。
惚れなおした。
私のために頑張ってくれて頼もしかったし、かっこよかった。
2人だけの世界での彼も幸せだけど、他の人を交えたから見える姿も、やっぱり素敵なのです。
それで。
応募してくれた男性から3人、誰を選ぶか。
2人でどの人がいいか相談して決めたりして。
選考漏れした人にも、彼がメールしてくれました。
当日、集合前に2人で飲み物とかお菓子とか紙コップとか買いに行って、お部屋を選んで。
部屋に入ってから、彼がいろいろセットしてくれて。
男性3人と私たちカップルで、楽しいことをしました。
彼の主催は本当に素晴らしくて。
複数プレイは経験あったけど、恋人に主催してもらったのって初めてだったし、カップルでプレイしたのも初めてだったんだよね。
今回はカップルとして、初めて。
本当に理想的な「好きな人とする複数」でした。
幸せだったなー。
本当に、とても幸せでした。
彼も主催したりカップルで募集したりとか初めてだったらしいのに、私を楽しませるために頑張ってくれて。
私の心を埋めるために、私の望むことをたくさん考えてくれて。
君が嬉しかったらなんでもいいって。
喜ばせたいって言ってくれて。
パーフェクトなイベントをしてくれました。
完璧でした。
私の理想そのものでした。
なんかね、嬉しくて。
きゅーんでした。
-------------
それは、まるで長い長い前戯のようでした。
足が立たなくなるほど攻め立てて、私のために働いてくれる、2人の知らない男性。
彼らは私のために鮫さんが用意してくれた、生肉玩具。
バイブやローターや電マでは気持ちよくなれない私のための、肉玩具達。
絞りとった白濁は、すべて私の舌の上に。
ああ、なんて淫らでいやらしい時間。
思い出すのは、鮫さんの表情。
肉玩具に後ろから攻められて快感に喘ぎながら、彼の手や指を舐めていたとき。
見下ろす彼との視線が絡み合ったときの、あの表情。
淫らで情欲的で、目が離せなかった。
あなたが欲しいと訴えるように見上げながら、私は彼の手にしゃぶりついた。
彼は、まるでセックスしてる時のように淫らな表情を見せてくれた。
彼のあの表情、知ってる。
フェラされてる時の顔でも、愛情や興奮でキラキラしてる時の顔でもない。
あれは、私の奥深くにおちんちんを突き立てて、逝きそうな波を感じてる時に見せる顔。
敏感な場所を舐められたわけでも、自分がセックスしてるわけでもないのに、それと同じ表情をしてた。
眉間に軽くシワを寄せ、眼球を虚ろに泳がせ、下唇を脱力させ、呼吸が荒くなる。
私が1番好きな、あの油断した表情。
彼を思い出してオナニーするときに、私が思い浮かべる表情。
彼の整った顔が崩れる、1番いやらしい瞬間。
何かの波に耐えるときの表情。
他の男に攻め立てられて感じ乱れている私に、欲しがるような視線ですがりつかれ、鮫さんは欲情してた。
そのことに、私はひどく興奮した。
鮫さんに欲情した。
あの日、彼はなんども、その表情を見せてくれた。
他の男に犯されて感じながら、彼のこと思い、彼のことを見つめ、彼に欲情して、彼を誘惑して、彼のあらゆる部分を舐めた。
彼がそこにいてくれるだけで、なんの恐怖もなく乱れて壊れることができた。
なんの抵抗も警戒も演出もなく、体だけの私になれた。
彼が場を離れたとき、意識が少し冷静に戻ってしまったくらい。
彼がそばにいてくれると、何も考えず無防備に自分を解放できた。
それはとても心地よくて、なんとも言えない快感だった。
そして。
他の男とのプレイの後。
長い長い前戯が終わった後の、恋人とのセックスは。
どうにかなりそうなくらい、衝撃的な悦楽でした。
入り口に彼のものを突き当てられただけで、太ももに鳥肌が立って、身体の芯が快感に打ち震えた。
お願いだから奥まで挿れてと、全身ですがりついて彼に懇願した。
ゆっくり入ってきたときの、あの溶けてしまいそうな熱い悦楽。
挿入の途中で、耐えきれずに逝ってしまった。
逝く瞬間、自分の額や頬の毛穴が開くのがわかった。
足腰立たなくなるまで、他の男の肉玩具を味わった後なのに。
まるで、その日はじめての挿入のように感じた。
もう快感すら感じないと思うほど遊んだ後だったのに。
初めての挿入のように、彼を求めて粘膜が狂おしく身悶えた。
もっと快感を貪ろうと腰が動いてしまい、止まらなかった。
好きな男と繋がる快感は別物なんだと、体に思い知らされる瞬間。
肉玩具と恋人はまったく別物の快感なのだと、理屈ではない確かな何かを、体に叩き込まれる快感。
あの、自意識が溶けてしまうような快感。
心の幸せと身体の気持ちよさの境目が、溶けて消え失せるような恍惚。
自分が溶けてなくなるような、融和の悦楽。
ああ、これが欲しかったの。
これがいいの。
貴方のじゃなきゃダメなの。
抜かないで。
もっとして。
ああ、すごい。
壊れてしまいそう。
このまま、このまま、溶けてしまいたい。
気持ちいい。
幸せ。
気持ちいい。
大好き。
貴方がいい。
もっとして。
お願い、もっとちょうだい。