僕が12歳のころ、今から25年以上も前の話です。
当時僕は、鉄道が大好きで、お小遣いをためては各駅停車に乗ってよく友達と
旅をしていました。ある年の夏、その旅の最後に、奮発して熊本からブルートレインに乗って東京に向かいました。デッキのドアのところに立って車窓を楽しんでいたそのとき、今までに嗅いだことの無いような甘い香水の香りが背後から漂ってきて、ふと後ろを振り返りました。
“ボク、一人で旅行してるの?”
と、おそらく30代後半から40前後の、自分の母親ぐらいの女性が話し掛けてきました。
“友達と一緒です。いま友達が寝ちゃったんで列車の中を歩いてたところです。”
答えながらその女性を観察すると、薄手の白いブラウスから、ごく薄いピンクのブラジャーが透けて見え、それに包まれた乳房はあふれんばかりに盛り上がり、ブラウスの合わせ目まで谷間が切れ込んでいました。
顔はどことなく、松坂慶子似で、当時オナニーを覚えたばかりで、性に対する好奇心満点だった僕にとって、あまりにセクシーな女性の登場に、彼女の質問に答えた後、黙って下を向いてしまいました。きっと顔を赤らめていたんだとおもいます。いたずらっぽい微笑みを浮かべながら、彼女は突然僕に尋ねました。
“ねー、私のこと好き?”
“はー…?”
“好きか嫌いかどっち?”
“そんなー、えーっと、どっちかといわれたら好きです。”
“そう、よかった。じゃー私と一緒に来て。”
小さいころから言われ続けてきた、知らない人について行っちゃだめだ、というフレーズが頭をよぎったのを覚えてますが、列車に乗っている限り平気だろうと思い、手を引かれるままに、彼女についていきました。
連れて行かれた先は、次の車両のデッキにある洗面所でした。彼女は引き戸をあけ、“早く、早く”と僕を押し込みました。そしてすばやく彼女も体を滑り込ませ、後ろ手にガチャっと錠を掛けました。
そうです、あの狭い空間です、僕の目の前にあのすばらしい谷間が広がっていました。きっと目を見開いていたんだと思います。
“フフフッ、何も言わないで、私の言ったとおりにしなさい。”
といったかと思うや否や、長めの腕が僕の後頭部から背中を包み込みました。
乳房の谷間に、思いっきり顔をうずめる格好になりました。
“ああ、可愛いっ”
僕の頭は完全にパニック状態で、どうしたらいいのかわかりませんでした。
ただ、確実に感じていたことは、射精しそうなほど激しくペニスが勃起してたと言うことです。
“そこの上に立って”
和式トイレですから、奥が一段高くなっていて、そこに立つと、彼女の胸のあたりに、自分の勃起したものが行くことになりちょっと、躊躇していると、いきなり前をなでられ、
“もうどうなっているかわかっているから、恥ずかしがらなくともいいよ。”
といって、押し上げられてしまいました。
舞台に立たされ、所在無くじっとしていると、下から優しく微笑んで、
“ジーンズ脱がせたら、恥ずかしい?”と聞きました。
僕は、頷きました。
“そう、じゃー私もおっぱい出しちゃうから、一緒なら恥ずかしくないよね。”といって、ブラウスの前をはだけ、ピンクのブラジャーのフックを外し、片方ずつペロッと乳房を前にこぼしました。
色白の肌に、薄い茶褐色の大き目の乳首が前に突き出していました。いく筋かの緑色の血管が浮き出ていたのが今でも記憶に残っています。
“んーん、じゃー脱がすよ。”
と言って、ベルトが外され、ジッパーをおろされました。
“あれー、パンツねれちゃってるねー。”
パンツの上から、左手はペニス、右手はボールをなでまわされました。
“ウゥッ、で、でちゃいますぅ。”
“まだだめよ。”と言って、ペニスの根元をぎゅっと握られました。
不思議と射精感覚が遠のきました。
“じゃー見せて。”
ジーンズと下着が、一気にひざまで下ろされました。
“あらー、もうむけてるのー、結構おっきーねー。”
次の瞬間、暖かくやわらかいものに、全身をくるまれたような、強い快感が走りました。
“うぅーーーっ!あぅっ、あっ、あっ、アー、でちゃう、でちゃう。”
彼女の、口の中に思いっきり射精してしまいました。射精のリズムに合わせて上手に舌を泳がせ、吸引しながら、最後の一滴まで吸い取ってくれました。
“おいしかった。”と言って息を弾ませている僕に微笑みかけてくれました。
今日は、これぐらいで失礼します。