その後ひとつの出来事がありました。
この3月に中学の同窓会があって、その帰りに息子が祐介君を連れて帰って
きたのです。突然のことにわたしは気が動転してしまい、自分で何を話して
いるか判りません。
幸いなことに主人が2年ほど前から単身赴任で家を空けているため、ギクシ
ャクした二人の会話をあやしまれることはなかったのですが・・・
十年ぶりに見る彼は落ち着きも出て、しっかりした好青年に成長していまし
た。いま司法浪人中で弁護士になるのが夢だと話す彼を前に、わたしの方が
娘のようにドギマギしてしまい、まともに彼の顔を見られません。
その日彼は息子の部屋に泊ったのですが、当時のことが頭の中を駆けめぐり
とうとう朝まで寝付くことの出来ません。わたしの手はとうとう・・・
つぎの日の朝、彼は帰っていきました。
そして二日後、彼から電話がはいりました。ぜひ逢いたい、家を訪ねていい
かと言うのです。はじめは断っていたのですが、しだいに下の方からジンジ
ンと妖しい感覚が湧いてきて、「会うだけなら・・・」と彼の申し出を受け入
れてしまいました。
玄関に入るなり彼はわたしに抱き付いて舌を絡めてきました。激しく舌を絡
ませながら二人は寝室に連れ立ち、ベッドに崩れ落ちました。まさぐり合い
ながらお互いの衣服を取り去ると、わたしはマジマジと彼の性器に見入りま
した。中学当時さえ夫をしのぐ程だったそれは今は恐らく20センチを越え、
太さもかなり増していました。
十年の空白を埋めるかのように二人は愛撫もなしに結び合いました。
彼の技巧はさらに磨きがかかり、奥壁を突かれる衝撃と拡張感はわたしに言
いようのない被虐の歓びを与えます。気の遠くなるほど長いあいだ彼は注挿
を繰り返し、そしてわたしの中に果てました。もう年齢的に妊娠は難しいと
考えたのと、一度妊娠・堕胎を経験しているので正直どんなことになってもその覚悟が出来ていたからでしょう。(最近聞いたのですが、中学時代に彼に性の手ほどきをした叔母さんは2回、妊娠中絶したそうです)
・ ・・その後も二度ほど彼に誘われ、抱かれました。今では彼も車を持っているため、数十キロ離れた隣町のモーテルを利用しています。少なくとも夫が
単身赴任しているあいだは彼との関係は続いていくでしょう。